彼女にやってきたのは、地下深くからのぼってくる赤い蛇です。
そんなもの、レイキでみたことはありません。
あ、赤い蛇だといっても、サムエルではありませんよ。
サムエルは天神系のエネルギー体ですが、この蛇は、地下深く、真っ暗な深淵から、地上にかけ上がってくる地神系のエネルギ体です。
エネルギーの質が全く違うのです。
マントラやシンボルを切るところや、手かざしなど、一見すると、していることが似ているので、どのエネルギーワークも、似たようなものと思っている方がいますが、そうではありません。
エネルギーの質を区別することが大事
やり方は似ていても、降りてくるエネルギーの種類が違えば、全く違います。
エネルギーワークで大事なのは、手順ではなく、降りてくるエネルギー(エネルギー体)の質と種類なのです。
お料理で手順だけを覚えて、塩をいれるところに砂糖を入れたら、全く違う料理になります。
これが、医療行為だと、大変です。
点滴する手順は同じでも、中の薬が違うと、生死にかかわります。
エネルギーワークも、そういうものだと心得てください。
同様に波動水も、一言で波動水といっても、中に入っている波動は様々です。
波動水と一足一絡げにするのではなく、水によって全く別物だと思ってください。
地底の赤い蛇
彼女が下ろされたエネルギー体は、レイキ系でも、カバラ系でもありません。
別の系統のエネルギー体です。
はるか地底の底から、はい上がってくる蛇体のエネルギーなので、地神系エネルギー体とよぶことにしましょう。
波動水にはいっていたエネルギー体も、同系統のエネルギー体です。
あれは、地底の波動水だったのです。
このエネルギー体を、神というのか、魔物というのか、それは、その人の自由です。
アチューメントで、「神様を下ろしている」のか、「魔物を下ろしている(魔物の場合は、憑くと言いますが)」のか、結局のところ、やっていることは同じなのです。
同じ事実をどうとるかは、その人の価値観の問題ですから。
実際、その後、タロットの能力がついたかどうかは、本人に聞かないとでわかりません。
かなりゴージャスな地底からの来訪者でしたので、地底の力をもらって、不思議な神通力がつくのかもしれません。
それを「ご神力」というか、「魔の通力」というかは、それもその人の価値観でしょう。
パワーストーン、主人を守る!!
赤い蛇が彼女の体を足の下から貫通しているといいましたが、正しくは、首のところで突然迂回して、蛇は、彼女の右肩から外に抜けていっていました。
「その占いの先生が、召喚術が下手だったのかなあ?」
「ひょっとしてこれのせい? これ、そのときもつけていったから!」
彼女は自分で作った巨大な石のペンダントを首につけていました。
その石にあたって、地底の蛇は、首を通ることができずに、肩から抜けたのでした。
彼女は頭を貫通されずに済んだのです。頭をもってかれると、精神をもってかれてしまうので、正しい判断ができなくなってしまいます。精神的に憑依されてしまうのです。
「石、すごい~涙!!!!」と盛り上がったのですが、その後すぐ、「同じ蛇が足の下から頭を貫通した人」をみることになったのです……
つづく
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