「引き寄せの法則」と 「神様にお願いすること」はどう違うの?

引き寄せの法則では、自分自身の潜在意識を見つめなければなりません。ところが、神様にお願いしてしまうと、これ以上自分を深く見つめることを放棄してしまう方がいるのです。

高次の存在に、よく言えば「委ねる」悪く言えば「丸投げ」してしまい、自分をみつめることを、おろそかにしてしまうのです。

「神は自ら助けるものを助ける」という諺があります。

貴方が自分をみつめ努力した時に、おのずと宇宙は貴方の味方をします。何もせずに、ひたすら宇宙にお願いするだけでは、願いはかないません。

 

魔術駅思考から脱却しよう!

話は少し変わりますが、私たちの文明はなぜこれほどまでに進歩したのでしょうか?

今や、地球の裏側にいる人とビデオ電話で話したり、台風や大雨を予測しそなえることができるのは、何が原因でしょうか?

古代の人々にとって、「天変地異は神の怒り」「恵まれた天候と豊穣は神の恵み」でした。その時代の人々の価値観では、「幸せも不幸も、超自然的な力の賜物で、なすすべもなく神や天に祈りをささげた」のです。

こうした、「幸せも不幸せも、自分を超越した超自然的な力のせいで、なぜそうなるのかを考えない」ことを、魔術的思考形態といいます。

魔術的思考形態には、「なぜ?」という発想がありません。

「なぜ? 嵐は来るのか?」「なぜ疫病は流行るのか?」「なぜ干ばつはやってくるのか?」——それを「神々の怒り、祟り、恩恵」ですましていたら、その時点で思考は停止してしまいます。

「なぜ」を突き詰めて考える思考形態が、現在の人類の繁栄をもたらしたように、私たち個人のレベルでも、同じことが言えます。

「このワークを受ければ、かならず結婚できますか?」
「6か月以内、必ず結婚相手が現れるとか保証がありますか?」

この質問には、魔術的思考形態の片鱗がみられます。「引き寄せの法則」は魔法ではありません。お賽銭を投げると魔法のように、望む結果が降って湧いてくるのではないのです。

 

意識は無意識を凌駕する — 現実は必ず変わる!

引き寄せの法則の本質は、自分の潜在意識(心のエネルギー)が変われば、自分の環境=自分にとっての現実は必ず変わるということです。

「このワークを受ければ、かならず結婚できますか?」
—貴方の潜在意識が変わればできます。変わらなければできません。

「6か月以内、必ず結婚相手が現れるとか保証がありますか?」
—保証するのは、貴方自身です。講師でも、高次の存在でも、宇宙でもありません。

もしかしたら、ここで言ってるようなことは、すでに知っていると思われているかもしれません。知っているにはレベルがあります。表面的に知識としてしっているだけでは、現実は変わりません。知識が、潜在意識に浸み込んで、潜在意識が変化するレベルになったとき、貴方の現実は変わります。

経験的に、浸透するにつれて少しずつ変わるというより、ある臨界点に達した時に、突然変化が始まるように思います。

大丈夫、人の意識は無意識の何倍ものパワーを備えています! 貴方が、そうしたいと心に決めたなら、必ずあなたの潜在意識は変化して、豊かさが実現するのです。

——マユリ
「引き寄せの法則と黒魔術」 に続く——

 

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