ビジョンが現れました。彼は、もともと北陸の山の中(福井か石川か)にいたのですが、ある日、コブラがやってきて、おいやられてしまい、天の橋立に逃げてきたとのことでした。
「え? コブラ?」と思われるかもしれません。驚くことではなく、日本のあちこちでコブラの形をした蛇神様が祀られています。コブラですので、外来の蛇神様です。龍が先にいたところに、外来の蛇神様がやってきて、縄張り争いがおこり、追い出されたというのです。
「たいへんだ、コブラがやってきた! ハヤブサに援軍を頼もう!」と、トランスに入った彼女が口走りました。
「なんで、北陸の山の中でハヤブサなのかしら? トンビならわかるけど……」当時の、私たちは、その程度の認識でしたが……様々なビジョンを複合的みていくうちに、このハヤブサは、エジプトの神、ホルスだと気づいたのです。
ヤコブの梯子(はしご)
天橋立のビジョンには、他にも不思議な点がありました。天女が空を舞うところに、不思議な梯子が現れたのです。その梯子は、天に向かって伸びており、大勢の天人たちが昇っていました。
「それが天橋立の名前の由来なのかしら?」クリスチャンでもなんでもないごく普通の日本人である当時の私たちには、その程度の認識でしたが、セッションを進めるうちにわかってきました。
そう、それは旧約聖書に出てくる「ヤコブの梯子」だったのです。
ビジョンとは潜在意識がつげる暗喩(あんゆ)です。
私たちは、通常自分の見たこと知ったことを言語でつたえますが、潜在意識は、ビジョンという映像をつかって伝えてきます。
言語なら、多少ニュアンスの差や、理解力の差はあっても、何が言いたいのか容易に理解できますが、ビジョンの場合、そこに表現された意味を理解するのは容易ではありません。言葉を使わずに、絵や写真だけで、コミュニケーションをとるようなものなのです。
一方、言葉でのチャネリングは、左脳的な部分が介在しやすく、本人の先入観や思惑が入りやすいのですが、ビジョンは頭の中に一瞬浮かぶ映像なので、言葉より本人の作意が入りにくいというメリットがあります。
ただ、その分、解釈が難しいのです。
実は、天橋立には、先住民の祀ったエジプトやメソポタミアの神々と、後からやってきたユダヤ系の神々や旧約聖書の登場人物が、ともに祀られています。
付け加えると、ユダヤ系の人々は、ユダヤの神様だけでなく、エジプトやメソポタミアの女神も祀っていたので、天橋立にやってきたとき、自分たちの神様と同じ神様が既にあったので、驚いたかもしれません。
さて、最初はみすごしていたのに、なぜそれが「ヤコブの梯子」だと気づいたのでしょうか?
梯子が現れたから後に、天橋立から連れてきた旧約聖書の登場人物が現れたからです。
ビジョンを見て、彼女は「え? 外国人の神様?」という反応でした。
実は、この神様は、他の方のビジョンの中にも現れ、名を名乗ったことがあったので、その容貌から同一人物と気づいたのです。
そこに至って、はじめて旧約聖書をみて、あれがヤコブの梯子だとわかったのです。
神々と私たちの日常生活はどう関わっているのか?
読者の中には、「こんな話がいったい私に何の関係があるの?」とお思いの方もいるかもしれません。
もう少しお話ししてから、こうした神々の世界のことが、皆さんの日常生活にどうかかわるのか、お話しさせていただこうかと思います。
これらは、みなクライアントさんのセッションからでてきたことで、みなさん「婚活がうまくいかないとか」「体調不良でしんどい」とか「気持ちの浮き沈みが激しくて困っている」とか、現実的な悩みを解消したくてこられたのです。
「神様と話がしたい」とか、「古代史が知りたい」という理由で来られた方など、一人もいません。
日常とのかかわりを語るにしても、もう少しお話ししてからでないと、話の道筋がみえないのでお話ししています。
今、少しお待ちくださいね。
マユリ
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