健全なるスピリチュアルリーダーの育成に力を注ぐ マサコメソッドサイキック&ヒーリングスクール主宰アーントマサコさんインタビュー (第3回目)「スピリチュアルフェスティバルを主宰する理由」

アーントマサコ

「健全なるスピリチュアルリーダーを養成したい」——そんな想いから、現在「マサコメソッドサイキック&ヒーリングスクール」に加え「五反田TOCスピリチュアルフェスティバル」を主宰するアーントマサコさん。

御年70代に入ってなお、精力的に日本のニューエイジ&スピリチュアル・ムーブメントをけん引し続けるアーントマサコさんに、いろいろとお話を伺いました。

 

【スピリチュアルフェスティバルを始めた理由とは?】

—— 震災前に拠点を沖縄から東京の五反田に移し、それ以降の活動はどのようにされましたか?

アーントマサコさん:私自身の個人セッションの他に、「マサコメソッドサイキック&ヒーリングスクール」を提供していきました。
次に思ったのは、スクールで育てた人たち含めて、スピリチュアルな能力を持つ若い人たちに、どんどん活躍の場を与えてあげたいと思うようになりました。

 

どんな人にも無限の可能性があります。

そのことを確信したのは、私が中学教諭の時、今でいう支援学級の担任をしていた時の出来事でした。
緘黙児(かんもくじ:言語能力があるにもかかわらず、話せない児童)として預かったT君は、一言も教室で話しませんでした。
「夕鶴」の人形劇を文化祭でやることになり、毎日セリフの練習をしました。

ソウズ役の台詞は読まれないまま、過ぎて行きましたが、いつものように丸座に座って練習していたら、ある日、突然セリフを話し出し、文化祭に望めました。待つことと、皆の思いが、彼の勇気を出せたのでしょう。

こうした体験から、活躍する舞台をつくってあげることが必要だと思い、2018年3月に第1回「五反田TOCスピリチュアルフェスティバル(通称:スピフェス)」を主宰したのです。
最初は数か月ごとの開催でしたが、2019年からは毎月開催で行っています。
また、2019年8月からは私の地元の横須賀でも、「横須賀スピリチュアルフェスティバル」を始めています。

こうして今では、隠れている、実力のある若手を見つけて、五反田スピフェスや横須賀スピフェスの他にも、湘南HauOliフェスティバル、北海道スピリチュアルフェスティバル等々の講演会等で連続して何回か講演していただいています。

—— スクール活動よりも力を入れているのですね?

アーントマサコさん:はい。スピフェスに出展者として応募していただくことで、いろんな能力やスキルを持った人との交流が始まります。その中にはアドバイスが必要な人もいて、その人に私がなにかを教えてあげることもできるし、私が教えてもらったりすることもあります。

 

こうした交流はまさにスクールと一緒だなと思ったのです。

ですから、若いスピリチュアルリーダーを育成する場と、実践的にお客様と対面することも兼ねて、このフェスティバルをやっていますね。

アーントマサコ

—— そこまで若手や新人育成に力を入れる理由は何かありますか?

アーントマサコさん:それはやはり、20代から40代くらいの若い感性を持った人たちに対面してもらった方が、来場するお客様もフレッシュな感じがしていいじゃないですか(笑)。

また、若い人たちにはまだまだ、スキルアップする時間的な余裕もたくさんあります。
ですからなるべく多くの対面経験を積んでほしいと思っています。
そして、なるべく幅広い世代に、もっとスピリチュアルなことに関心を持ってもらいたいという思いがありますね。

でも、私が皆さんに対して、何かを束縛することはありません。
人は自由にやりたいことをすればいいので、スピリチュアルなことで人の役に立ちたいという人には、どんどんこのスピフェスに参加してもらえればと思っています。