マーティン・ジョーンズ ミディアムシップを理解する パート1〜Understanding mediumship Part 1

ミディアムはよく、このようにメッセージを伝えます。
「あなたのお母さんはいま、私達のところにいます。お母さんが私におっしゃっているのは……」
そしてそのお母さんという方が生きていた頃のことや、その時の関係について詳しい情報を伝えます。
霊からのメッセージに、他と同じものはまずありません。

 

死者に迷惑か

長年にわたる中で、何人かの人に「ミディアムは死者に迷惑なことをしている」と言われたことがあります。
このような意見も理解できますが、私はそうではないことを知っています。
亡くなった人は墓石の下で眠っているのでも、はるか彼方の地にいるわけでもありません。
霊となった人達は肉体にいないので、私達のように空間の縛りを受けていません。

彼らは私達の悲しみを和らげるために、いまも生きているということを伝えるために、そして私達へのアドバイス、彼らは私達を愛しているということを伝えるために私達の元にやって来ます。
彼らは声を伝えたいのです!

ほぼ誰もが携帯電話を持っていて、誰とも話したくない時は電話に出ませんが、私達は未知の世界からのメッセージにも応えません。
私達をこの世と次の世とに繋いでくれるのは、愛の力です。
ミディアムシップも、愛のパワーとエネルギーの中で行います。

 

ミディアムとしての意識

ミディアムの才能は生まれつきのものだという説もあれば、誰でもミディアム意識を伸ばすことはできるという説もあります。
誰でも人生の全領域において感受性を高めてゆくことは可能ですが、中には生まれつき他人の要求を人よりも敏感に察知する人がいます。
「人の苦しみ・悲しみを解放するお手伝いをしたい」と心から願っていれば自分の潜在力をもっと使えるようになり、高レベルなミディアムシップを磨き、より優れた明晰性を提供できるようになります。

私達の道のり・人生経験はそれぞれに異なり、ミディアムシップにまったく触れることのない人もいれば、人生で何かが起きて霊界に対して興味に火が付き、意識が開き、霊界にいる人達とのコミュニケーションに関心を向ける人もいます。
高水準のミディアムシップ技術まで伸ばしてゆくには何年もかかりますが、どんなに良いミディアムに成長しても、能力をさらに改善する余地はあるものです。

ミディアムシップでは視覚・聴覚・感覚・嗅覚を含めあらゆる感覚を使って情報を受け取ります。
ミディアムは皆、あらゆる方法でこれらの感覚を使い、聞くよりも見える人、見えるよりも感じる人など、様々です。
私達は皆異なっていて、普段からそれぞれにコミュニケーションの仕方も違います。
霊界とのコミュニケーションも同じことが言えます。

人助けのためにミディアムシップのスキルを伸ばすための第一段階は、「私はこれがしたい!」と心を決めることです。
そして「自分にはできる」とわかっていれば、とても力になります。
自分を信じる心、自信と傲慢さは絶妙なバランス関係にあります。
最も謙虚な人が最も高い潜在力を持っていたりしますが、残念ながら謙虚なために自信が欠如していたり自分を信じていなかったりします。
ですが、時間をかけてやっていくうちにもっと自信がつき、自分も正確なミディアムになれるのだとわかってきます。
傲慢でいるとすぐに自信過剰になり、自分の成長や学びの必要性を現実的観点から見据えることがないため、学びは遅れてゆきます。

この世と比べると、霊界での方がはるかに簡単に愛と自信を表現しています。
流れるようにミディアムシップを行うためには、バランスが必須です。
私達はすべての生命と一体であり、この世と霊界は一つであることを常に覚えていてください。
お互いが存在しているからこそ、私達は真に愛することができるのです。

 

——パート2では以下のトピックをお伝えします。
恐れる理由はない、信じる心、執着、ミディアムシップとヒーリングの理由——

 

マーティンジョーンズ6.7月来日決定!(東京・大阪・札幌)
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