「シャーマンと現代の魔女」〜現代魔女事情〜6月21日夏至の日:デンマークからオンラインでインナージャーニーを体験できる

シャーマンや魔女の技法を教えてくれる人に出会ったり、妙に自分がひかれる神様が出来たりすれば、そちらの縁があるということですのでその流れに従ってみましょう。

自然や古代の女神と繋がってワークを行う現代の魔女は、時としてシャーマンと同一視されることもあります。
スピリチュアルな世界でも比較的よく聞く「シャーマン」という言葉は「呪術師、祈祷師、巫女、巫師」などと訳されたりしますが、本来は「宗教の中心となる人物」を指していました。

その語源は、ツングース語の「シャマン」だといわれています。
ツングース語を使っていた代表的な民族が、「エヴェンキ族」。
彼らは現在でも、ロシアや中国、モンゴルなどに居住している少数民族ですが、彼らが信仰していたものこそ「シャーマニズム」なのです。
シャーマニズムとは文字通り、シャーマンを中心とした宗教であり、「超自然的存在と対話するシャーマンのお告げや提案が重要視されるもの」でした。

彼らが使っていた「シャマン」という言葉がロシア語として取り入れられ、さらにフランス語に取り入れられることで、世界的に「シャーマン」という言葉が広がっていったわけですが、この語源を考えると、私たち日本人にとって、シャーマンという言葉の翻訳は「巫女」というのが一番ぴったりくるかもしれません。

 

【シャーマンと巫女と魔女】

巫女というのも、「神から神託を受け取る存在」です。
洋の東西を問わず古から存在し、国家の中で重要な役割を果たしていました。

日本では「邪馬台国の女王である卑弥呼」が「鬼道」を行ったという記述が残っています。
現在、鬼道がどのようなものなのかは、ハッキリとわかっていませんが、巫女である卑弥呼を中心とした国家だったという説が有力です。

このことからもわかるように、巫女とシャーマンは神からのメッセージを受け取るという「共通の力を持っている存在」ということになります。
その技法はトランス状態になって直接メッセージを受け取ったり、自らに神を憑依させてその言葉を語ったり、身体から離れて神の世界へ旅立って神託を得るなど様々です。
「卜占」と呼ばれる占いもシャーマンの得意分野でした。

では、現代の魔女はどうかというと「ブラックミラー」という道具を使って、メッセージを受け取ったり、タロットカードやルーンストーンなどを使って占いを行いますので、シャーマン的な要素は充分に持っています。

また、参入儀式で魔女になるときに、特定の女神や古き神々などに宣誓をしていることから、「神々に仕えるもの」という側面もありますので、「魔女とシャーマンと巫女は比較的似通っている点が多い」といえるでしょう。

 

【シャーマンと魔女どちらを選ぶ?】

源にあるような古来からのシャーマンは、現在ではあまり存在しておらず、現代のシャーマンは「神々や精霊とコミュニケーションを取り、自然のエネルギーを自由に扱う存在」になってきていますので、ますます魔女とシャーマンの違いは薄くなっているといえるでしょう。

では、どうやってシャーマンと魔女を分けるの? と思うかもしれませんが、極論してしまうと「自分が好きな方を選ぶ」のがベストです。
元々のシャーマンは神から選ばれたり、血筋や特定の条件が必要なものが多かったのですが、現代ではシャーマンの技法を教えるスクールも存在しているために、「その気になればシャーマンになることが可能」です。

魔女はこれまでに紹介してきたように、カヴンなどに所属して先達から学ぶこともできれば、自己参入儀式を行って、自分一人でその道を進んでいくことも可能です。
そういう意味では「敷居は若干魔女のほうが低い」かもしれません。

魔女とシャーマン、双方魅力的で、どちらを選んだらいいかわからないという方は、どららに「縁」があるかで選ぶという方法もあります。
運任せのようですが、一番確実な方法といえます。
前述したように、本来のシャーマンは神に任命されるものでしたし、魔女も参入儀式の結果として、「古き神々からの承認を確認する」という時期を設定している団体もあります。
つまり、シャーマンや魔女の技法を教えてくれる人に出会ったり、妙に自分がひかれる神様が出来たりすれば、そちらの縁があるということですのでその流れに従ってみましょう。

シャーマンという古くからある存在と、現代の魔女に共通点が多いというのは不思議に思という方もいるかもしれませんが、魔女の多くは最も古き神々を信仰しているので当然なのです。

さらに、現代の魔女は、「エコロジーに興味を持ち、自然エネルギーの活用、女性性の見直しといった現代人にとって必要な要素を多く持っています」ので、興味を持たれた方は、縁があったならば怖れずに一歩踏み出してみることをオススメします。

【スカンジナビアの政府観光局の協力を得て実現した、TRINITY16号のスカンジナビアの旅】

平成16年に雑誌で取材をしたのが、魔女「ダニーdannie druehyld」。デンマークに魔女がいる!と、スカンジナビアの政府観光局のHPに書いてあった。にわかに色めきたった編集部。探しに探してやっと会えた魔女さんは、素晴らしい能力と繊細さを併せ持つ、生まれながらの魔女だった。

ヴィジュアルもご覧の通りの個性派です。あまりに強烈な存在感でしたので、
松雪泰子さんの美しい写真とともに、TRINITYの表紙でもご紹介しております。

実はインタビューしたのは、チベットからの亡命リンポチェのお勉強会の場。
最初は、へぇー、魔女も仏教の勉強をするの??という感じでした。
お声がまさに魔女!!という感じのしわがれた独特の声で、魔女のイメージにはピッタリだったからこそ余計そう感じたのかもしれません。

そのリトリートで瞑想などを通じ、世界の平和などを探求しているようでした。
魔女は優しい人、そして、学ぶことに熱心な人。
そんなイメージを抱きました。

彼女は休暇を利用してそこで行われるスピリチュアルなワークに参加していたのだ。彼女の占いはズバリ当たる。こちにの質問を一切してこないのに、最も知りたいことを端的に言ってくる。凄すぎます。占いの後は、「この島の自然からあなたに恵みを」と、幸せを掴む魔法をかけてくれた。ご両親も同じようなことをしていて、予言によって生まれたという心優しき魔女さん。ありがとう。

 

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