自分を愛することを恐れるがゆえに作られた不都合メリットは他者の愛を求めます。
これの他者からの愛は、ハイオクの車に軽油を注いでいるようなもの。これでは、車は走りません。
なぜ、ブレーキを踏んでいるのか？ なぜハイオク車に軽油を注いでしまうのか？
自分には、何が適して何が必要なのか？
一度立ち止まって自分の車を点検してみましょう。
稼げない自分である方が得をしている理由
愛されない自分である方が得をしている理由
健康な体でいない方が得をしている理由
強い自分でいない方が得をしている理由
人それぞれ細かく理由は違えど、根本に根付いている理由は、愛されたいという願望です。
それは、すべて、自分ではなく他者から愛されたいという願望。
では、ブレーキを外すためには、他者から愛されなくてもいいという思いが、ブレーキを解除していく唯一の手段です。
この他者から愛されなくてもいいという思考に賛同してくれるのがインナーマザー。
インナーマザーは誰よりもあなたの味方です。
あなたを無償の愛で包み込み全面的に応援してくれます。
他者からの愛を受けたいとしたときに軽油を自分に注ぎ入れます。
私はハイオクなのに、自らハイオクを注ぎたいと思った時に自分の愛を受け入れることでしか、ハイオクを手に入れることができません。
自分をさげすみ自分を愛さないことで他者の愛を受けたいと願ったところで、軽油しか手に入らない。
そして、軽油を手に入れてもハイオク車は、走らない。
インナーマザーは、私をそのまま受容してくれる存在なので、ハイオク満タンにしてくれます。
ブレーキを緩め、アクセルを踏む勇気を与えてくれます。
そして、目的地へと私を進ませてくれるのです。
ですが、実際目的地へ行くこと自体が実はフェイクなのです。
目的地へいくこと（願望を実現させる）は、実は、私というハイオク車に軽油を注がないように、アクセルとブレーキを同時に踏まないようにさせるための口実でしかないのです。
本当の目的は、目的地に行くことではなく、軽油を注がない。
アクセルとブレーキを同時に踏まないという事自体が、目的であり、その目的が達成したときに、目的地にという場所に到着したという事と同じなのです。
目的地に行くことだけが達成なのではなく、この自分というハイオク車をうまく乗りこなすため、それを誘発するためだけのフェイク目的地（願望）。
私をうまく乗りこなし、操縦方法を知れば、目的地という結果だけを生み出そうというフェイク目的地ではなく、ドライブ中全てを楽しむことが本当の目的であることに気が付きます。
願望実現とは、○○したいという結果という目的地にいくことではなく、そこまでたどり着くすべての工程を邪魔するものを排除すること。
ドライブ中に起こるすべてのアクシデントをどのように楽しむかが、目的地到達、旅の楽しみでもあるのです。
目的地へ到達することの一瞬の達成感ではなく、その道中の車窓やアクシデントをどのように楽しんでいるか？ すでに、あなたの旅は始まっており、目的地へ邁進中エンストを楽しんでいる状態です。
旅は全てが順調なだけの旅よりも、四苦八苦した不自由な旅は何よりも印象深く後々楽しい思い出へと変化します。
インナーマザーを助手席に乗せ楽しい旅をしていることを忘れてはいけません。
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