願望実現が叶わない本当の理由~一般人卒業レポート~

私をうまく乗りこなし、操縦方法を知れば、目的地という結果だけを生み出そうというフェイク目的地ではなく、ドライブ中全てを楽しむことが本当の目的であることに気が付きます。

私はこうなりたいという願望とは裏腹に、そうならない方がよいというメリットを先行してしまうからこそ、願望は願望のままに現実とは裏腹なことが行われてしまう。
そうならない方がよいというメリットの中には、刷り込まれた固定概念が存在しています。

 

なぜ、そのような刷り込みが行われてしまうのか?

それは、愛されるためです。
矛盾しているようですが、そうならないでいる自分の方が愛されると刷り込まれています。
一体誰に愛されるためにそうならない私を作り上げてしまったのでしょうか?

その多くの根源は、母という存在が影響しています。
母からの心配、不安(過去記事参照 世界中を敵に回しても私を守ってくれる完全なる味方)。

子供は、母からの愛情を受けるために、母から愛される存在である自分を無意識のうちに身に着けます。
どんなに反抗があろうとも母からの影響は絶大です。

母の思いにそぐって生きてきていない。
母の期待に沿った生き方をしていないという方でさえ、実は、母の思いの手の内です。

その母の思いが素直であるかどうかの差であり、母がその子に抱く思いによって心配性の母には心配をかける子に、反抗する子には反抗する子だという思いの中でその子を無意識にコントロールしてしまうのです。
インナーマザーは、その母からの呪縛を放つ物質的な肉体を持たない母。
無限の母を指します。

願望が実現しないのは、そうならない為のメリット、肉体の母の思考、拘束がブレーキとなっていることが多いのです。
願望を実現したいというアクセル全開で踏み込んだとしても、そうなることへの不安や心配(母からの呪縛)によってそれ以上の強さでブレーキを踏ん営る状態。

これでは、アクセルを踏んでいても、前に進むことはできません。
車であるなら、アクセルとブレーキ両方を踏み込んだ時に車は壊れてしまいます。

なら、どうする?

一度、ブレーキを踏んでいるのは何かという事を確認する必要があります。

ブレーキを一気に止めることは、一緒に踏んでいたアクセルがいきなり全開で進み始める。
それは、急停止急発進で、また自らの恐怖をあおり、また一緒にブレーキを踏んでしまう。
ブレーキは一気に外さなくていい。

まずは、何がブレーキをしているのか一つ一つ確認してから、徐々にブレーキを外していきましょう。

 

どの様にブレーキを外して行けばいいか?

目的地(願望)に行きたいという思いは既に知っています。
ブレーキはそこへ行かせたくないという固定概念。
叶わない方がよいという不都合メリット。
(過去記事参照 それでも引き寄せられない金運 前編)

不都合メリットは誰かに愛されるために自らの強さを隠すためのメリットで、そうすることにより自分の力を抑え込み愛させるためのメリットをしているのです。
でも、誰かから愛される私は、私自身から愛されていないことを自覚しましょう。