運命の人の出会い方 ツインソウルについて ~一般人卒業レポート~

今までの恋愛もすべて無駄ではなく、その時に自分を愛するための学びであり、自分を愛するための鏡として写し出した存在。

双子の魂と言われるツインソウル。

魂の片割れなど表現されたり、今生でツインソウルの出会える確率はとても稀であるなど、巷では言われていますが、
私たちの魂は大元である混沌または神という存在から出たもの。
そこからすべてのものが生み出されています。

では、すべてのものがその普遍的である大元から生まれてくるのであれば、ツインソウルという片割れという存在も生まれてくるもの。
そもそもが大元一つとするならば、片割れとはその私でないもの=大元がそれに該当してしまいます。

私たちはすべてがその大元と繋がっている状態であり、今この瞬間も一度も切り離されたことなどありません。
すべては、視覚化できないワンネスによって繋がっている存在なのです。

 

では、運命の人、ツインソウルとは?

ツインソウルという事自体が、自分の都合によって作り出された言葉。
それはツインフレイム、ソウルメイトもすべて同じ。

もし、あなたが運命の相手だと信じたいと思った時にこのような都合の良い言葉が存在することによって、自分に最もらしい理由をつけ自信に変えているだけです。

これだけ聞くとなんだかこの世界の色めいた部分がそがれてしまうように感じます。
しかし、今生で会えるかどうかもわからないツインソウルを探し出す少女漫画のような夢を見ながら自身の不運を嘆く方がよほど残酷です。

あなたの運命の人という概念は一度取り払いましょう。
ツインソウルは存在していません。
存在していると訴える人にだけ存在したように見えているだけです。

 

では、運命の人など存在しないのか?

そうではありません。
ツインソウルとでも運命の人とでも何と呼んでも構いません。

あなたが運命の人と出会うにはそれだけの覚悟が必要なだけです。
あなたの愛する人は、あなたにとって最も大きな鏡であり、その鏡に映った自分をどこまで受け入れられるか?
その鏡はあなたの細部まで、また最も見たくないところまで映し出してくれます。

その鏡に映った自分をどこまでも愛する勇気があるかどうか? 覚悟があるかどうか?

ただ、それだけです。

そして、その鏡は一つ(一人)であるとは限りません。
その時必要な大きな鏡として幾多にわたり鏡を取り換え自分を愛するすべを見ることになるでしょう。

しかし、最もあなたにとって見たくないものをより見せてくれる鏡。
愛せない自分をそれでも映し出してくれる鏡があなたの運命の人です。

 

運命の人と出会う方法。

それは、特定の誰かではなく、どんな鏡に映し出し、女性は(想像主)は、その自分を愛する勇気があるかどうか。
男性(創造主)相手のそのままを受け入れることができるか、ということです。

運命の人を追い求めたところで、それは叶わぬ夢と同じ。
鏡に映った自分をどのように愛するかによって運命の人を導き出します。

恋をすることは、断片的なものであり、相手の一部を好み、コントロールしたいという願望。
相手の一部によって自分を補足または強化するための欲求を満たそうとする行為。
よく恋に落ちるなどと表現しますが、落ちることによって、その自分を盲目にし、相手も自分も拘束してしまう。

愛するという事は、すべてであり、全体をさします。
選り好みではなく、そのすべてを受け入れる。
欲求を満たすのためのものではなく、ありのままの状況を受け入れ許すという行為。
相手も自分も解放する。

恋と愛のテーマはどこから恋? どこから愛? など言われていますが、束縛は愛ではなく恋であり、解放する許しが愛の行為です。

では、どうしたらいいのか、生まれながらに愛される存在の女性は、感情豊かで相手の気持ちを察することに長けています。
相手がどうしてほしいのか? コミュニケーション能力に長けた女性は、愛されることよりも愛することを選んでしまいがち。

この察する能力は女性同士または、子供を育てるうえで必要であり、残念ながら男性に対してではありません。

愛されるという事は、すべての自分を受け入れること。
ありのままの自分を表現すること。
その表現をする行為を自分に許すこと。

 

男性が愛すべきは女性であり、女性が愛すべきは自分自身です。

女性は愛されるために存在しているのですから、愛する必要はなく、愛されること(自分を愛すること)によって遺憾なくその女性性を発揮します。

ドリーマー(想像主)である女性が何を男性性に何を創造してほしいのか?
ドリーマーが主張しなければ、クリエイター(創造主)の力は発揮できません。

女性は大きな鏡に映った自分をさらけることによって、男性は大きな鏡に映った自分を受け入れることによって、愛される自分を許し、愛する自分を受け入れる。

いつか出会うかもしれないツインソウルより鏡に映る自分を愛する。
その鏡があなたのツインソウルという存在になっていくのです。
その可能性は今生で出会うかどうか不透明なツインソウルよりも、ずっと現実的で可能性は、大きく広がります。

今までの恋愛もすべて無駄ではなく、その時に自分を愛するための学びであり、自分を愛するための鏡として写し出した存在。
その自分を愛せたか?(許し受け入れられたか?)どうかは、その時に必要な私の愛し方であったことは紛れもなく真実であり、これから先、私を私が愛する(許す)ことをしなければ、どんな存在でも運命の相手とは、ならず、逆を返せば、愛することができるならばどんな相手でも運命の相手となり得るのです。

 

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