パワーバランスを整える巨大岩座 浄化と厄除け日吉大社

浄化や厄除けは、その人の穢れを取り除くものであり、穢れとは気が枯れることを穢れと言います。私たちが普段の生活で、ついつい不安や心配を思い起こすことで気が枯れる、そうこれが、穢れです。

滋賀県大津市にある、全国の約2000ある日吉・日枝・山王神社の総本山。
猿を神の使いとしているため各所に猿のモチーフを見ることができます。西本宮と東本宮にわかれており、広い境内は国の史跡に指定されています。
御祭神 大己貴神(オオクニヌシ同一神) 大山咋神(オオヤマクイノカミ)

とても広く一日では回りきれないほど、東本宮・西本宮だけでも見ごたえは十分にあると思いますが、私は時間の都合上、全部を見て回る事が出来ず。御一緒された方と、どこを見ようかと地図を広げてすぐに、ここだ! というのが目に飛び込んできました。ここと指さす場所が他の方と何のうちあわせをしたわけでもなく同じだったため、満場一致で東にも西にも脇目を振らず一直線で目的地へ向かいます。
私が、ここだ! と見えたのは地図⑦金大巌。

目的地に向かう参道は、力強いエネルギーを感じますが、急斜面な上に砂利道で歩きづらく、何故ここだと思ったのだろうと後悔するほどでした。写真では分かりづらいですが、気を抜くと滑り落ちてしまうような急斜面はゴツゴツした石ばかりで、全く気が抜けません。ふくらはぎがパンパンになるほど、明日の筋肉痛はさぞ辛いだろうなと思わせるような山道です。参拝される方はくれぐれも、履きなれた運動靴、飲み物とタオルは必須です。
山道から石段に変わります、ここまで来るともう少しですが、この石段の一段一段の高さが高い。

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暑さと上りの辛さ、足場の悪さに言葉を失います。

(以下太字、神様のメッセージ)
「その肉体に意識を向けているときに、思考は止められ、自分自身を見出します。神の御前に自分を取り繕うことはできず、今この険しい山道を、一歩ずつ足を前に進めることで、自分自身の肉体を見つめなおし、私のもとに来るときに真っさらな自分自身を見出すことでしょう」

神社の御神鏡に映るのは、まぎれもなく、有限の神である自分自身。このような険しい参道を通り、歩幅の合わない石段を登り、踏みしめる足の感覚、息づかいを感じることができるのは日常の生活ではなかなかできないこと。歩くこと息継ぎすることで常に使う思考よりも自然と体に意識が向かいます。そして、日ごろぐるぐる回しっぱなしの思考から解放されることで、本当の自分自身。何の策略もなく、ただ自分であることだけを見直すことができます。
黙々と足を進めやっとたどり着きました。

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この牛尾宮と三宮宮の間に位置する金大巌。
高さ10メートルほどの巨大岩この岩が神社の始まりの場所とされたそうです。

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この大きな御神体は圧巻です。そしてその前に広がる美しい景色。

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ここで何かを願うような気持にはなれず、ただただ、この場の気持ちの良いエネルギーを感じているだけで、満足です。

「ごらんなさい。私はずっとこの景色を眺め見守る。全ての調和がとれるようにただただ、ここで私は見守る。あなたが思考と肉体のバランスを今整えているように、ここはただ、感じる場所である。神の教えはその道となり宗教となる。そしてその教えは、人により救われる者もあれば、人によって行き違いを生む。言葉としての知識だけでは不十分であり、あなたが感じるままである事は、知識として物足りず、その両方を必要とする。ここでは言葉を必要としない。ただ、感じればよい。人の教えは五万と存在する。確かなものはあなたの思考で考査するものではなく、あなた自身が感じるものである。そして人は知の生き物であり、触れなさい。感じなさい。思考しなさい。己のものとしなさい。そのどれもがバランスを欠いてはならない。」

 

東本宮では浄化、西本宮では厄除け、神の使いの神猿(まさる)この神猿は、「魔が去る」「何よりも勝る」という意味合いです。

東と西で浄化厄除けをし、更に金大巌で何より勝るパワーアップのエネルギーを注入されます。
時間の都合で、西も東もいけませんでしたが、パワーアップとは、その人本来のパワーバランスの調整を図っていたように感じます。
常日頃の思い煩いで、思考はぐるぐる回しっぱなし、肉体には身が入らずというような状態から、足腰にぐっと力を入れ(そうでなければ、この山道登れません)否応なく意識は体に向けられて、山頂から眺める景色を神と共に眺めることで、自分自身を知る。
世俗的な悩みに翻弄されていた自分自身の弱さを知り、心新たに下界に降りていきます。

そもそも、私たちは何かが不足していることには敏感に反応していますが、充足していることには気がつきにくいです。この金大巌は、ただ、あるだけで、そのバランス調整を行い。私たち自身の本来の素晴らしさを思い起こさせてくれます。
何かがパワーアップしたのではなく、もともと持っていた自分の能力に気づかせてくれる。
浄化や厄除けは、その人の穢れを取り除くものであり、穢れとは気が枯れることを穢れと言います。私たちが普段の生活で、ついつい不安や心配を思い起こすことで気が枯れる、そうこれが、穢れです。本来の自分自身は自分で思うほど悪くはないのです。パワーバランスを整え本来の自分自身を思い起こす大切な場所であり、今年の干支である。猿のパワーも手伝って更に運気アップが期待できる場所でした。

 

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