その名はLove Me Do 「3秒でわかる! 手のひら手相術」 Part.2 AIに負けない占い師は感覚を使える人

魔法、エスパーなどぶっ飛びワードが飛び交いながらも、実は地に足の着いた考えを持たれているLove Me Doさん。Part.1に引き続き「心の満足を取るのか、現実の満足を取るのか」など軽妙な語り口ながら、辛口も含め本音トークが深まります。未来を予知する能力を高めるため、Love Me Doさんが日々取り入れている方法も皆さまへシェアしますよ。

編集部(以下編):占いが大好きとか、ドラマのHEROSE(ヒーローズ)、全部見ました! っていう読者に、これは気をつけろ! これはダメだぞ! みたいなことありますか。例えば、ブレスレットは5万円以上のものはしちゃいけない! とか、何かありますか?(笑)

Love Me Do (以下L):5万円かぁ(笑)。 でも石によっては10万円もするからなぁー。そうですね、闇雲に信用するな……かな。

編:では、こんなヤツは信用できない占い師だぞ、とかはありますか?

L:そうですね~。信用できない占い師。 まぁ一つ言えるとしたら、生年月日を使う占いで、生まれた時間と生まれた場所が入ってない占いは、どうなの? って思っちゃう。やっぱり、その人自身を占っていないから。あくまでデータの占いですね。統計は裏切るんですよ。とはいえ、商品にするためにはタイプ別に人を分けないといけない。だからそれは商業占いであって、本物の占いではないんじゃない? って思っています。もちろん私もタイプ別の本は作りますし、傾向は作らなきゃいけないんですけど、それは商品の部分です。だから、そこに対して皆さんも、絶対だと思わないことじゃないですかね。

編:なるほど! 本にも書いてありますね。手相も完全ではなくて、そこにあなたの感じたインスピレーションが大事ですよって。きちんとした情報の上に、インスピレーションを持っていることが大事っていうことですか?

L:そうですね、だからこそ一つの答えが出るんじゃないですか。今年は良い! ってなっても、世の中は陰と陽が存在する。私は、東洋の占いも勉強しているので。だから良いって出たら、逆の最悪もあるって思わなきゃいけない、と考えるべきかもしれないですね。

例えば、顔相のことだと、おでこを出すといいっていうのありますよね。でも、おでこを出してマイナスの人もいるわけです。おでこを出してないのに大成功している人もいるし、おでこを出したらもちろん成功する人もいる。両方があるって思わないといけないです。

編:本を拝読し、おでこに皺があるのは大変だ! みたいなことが書かれていて、「ある、あるよ皺!」と思って鏡で見たら、“どうしよ、この皺……って(苦笑)ヒアルロン酸入れなくっちゃ……!”って思ったんですけど(笑) 占い本で気になることが書かれていても、それはそれでと捉えてもいいですか?

L:そうですね、だからこそ、それをどう使って乗り越えるのかを考えなきゃいけない。障害があるから障害を乗り越えられる。ポジティブにとらえて障害を乗り越えればあなたは幸せになれるけれど、そこで“どうせ私は……“って腐っちゃったら、それまでよ、みたいな感じです。

:じゃぁいい方向性に自分の気持ちとかを持っていくことがすごく大事ってことですかね。

L:そういう時もある。でもそれだけだったら、夢見がちで理想だけ追って、いつまでも結婚できない人ができちゃうわけじゃないですか。じゃなくて、どこかでここで終わり、というゴールを決めなきゃいけない、結論を出さなきゃいけない。そこの現実的な部分は必要でしょ。だから、どの幸せを取るかですよね。心の満足を取るのか、現実の満足を取るのか。その両方が一致するときは人生で一瞬でしかないから。その両方じゃなくて、どちらかに振り切れるときも必要かもしれない。もちろん人生では、現実を絶対取らなきゃいけない時とか、でもそれじゃやっていけなくて理想だけを取らなきゃいけない時もある。現実と理想という、陰と陽があるわけです。

 

敢えて伏字でDo! 想像してみて
壮大な使命感の先にある〇〇を

編:今のお話の中で、結構シビアだなと思ったのが、心と現実が両方満たされているときって、人生の一瞬、って仰ったこと。そこら辺が最近の人気のふわふわしたブロガーさんの「いいんだよ、全部パーフェクトじゃないか!」的な話とは全然違いますね。

L:はい、そっちのほうが売れるっていうのは知っています、本が。でもそれは嘘だから。私は無理だってことです。だったらお金にならなくてもいいと思ってて。この路線で何とか、頂点を取ってやろうとは思ってますよ(笑)

これからLove Me Doさんが目指していく方向性ってどんな方向性なんですか?

L:目指していく方向ですか。〇〇です!

え!(笑)

L:(笑)最近ずっと言ってるんですけど、〇〇になるしかないなって。

それは何の〇〇でしょうか?(笑)

L:いやちょっとボケみたいな、ボケですけど(笑)

お笑いの〇〇!?(笑)

L:じゃないです! ホントに、今いるこの占い業界とか間違った考え方も結構多いんですよ。やっぱり有名な方とかが“占いはデータだ”とか言っちゃってるじゃないですか。そうすると、占いの需要がなくなるんですよ。今AIが強くなってきているから、この先AIが占うっていうのも出てくるはずなんです。朝、自分の生年月日を入れておくと、「私の今日の運勢は?」って言ったら、全部何々です、っていう、すごく細分化されたことを言ってくるんです。それに負けないためには、人じゃなきゃ占えないという、何かしらの道を作らなきゃなっていう使命を感じてるんです、私は。

編:壮大ですね!

L:理想主義なんです。