本当はナイショにしたい! 自分の過去生が自分でわかってしまう秘密のテクニック ~Part4~

過去生を自分なりにひもとくと、今日と明日を生きる道につながりますよ。 どうか、素敵なストーリーを歩んで下さいね!

幼いころに好きだった物語、心ときめかせたその感覚は、
過去生からの大切なギフトなのです。

 

【幼少期は過去生の宝箱】

5歳位までの子供は生まれる前の記憶がある、と聞いた事はありませんか。

「ママに会うために生まれてきたの」
「生まれる前にパパとママが喧嘩してこんな風に言ってたよ」

到底、子供がわかるはずのない事を知っていたがゆえに大人が愕然とするという話は現実におきています。さらには生まれる直前だけではなく、過去生の記憶も持っている子供たちの実例が世界にはたくさんあります。

イアン・スティーブンソン著の「前世を記憶する子どもたち」やブライアン・L・ワイス 著の「前世療法」等……。もうこれらの本をお読みになっている方もいるかもしれませんね。

幼少期の感性はピュアです。今世での両親の教育、社会での刺激に染まる前の先入観のない状態です。つまり、その時に好きだったものは過去生とつながっているのです。

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【あなたが好きだった絵本】

あなたが、幼少期に好きだった絵本や物語は何でしょうか? そこにはあなたの過去生を探る宝物がたくさんつまっているのです。

お城の舞踏会に行く「シンデレラ」

空を自由自在に飛べる「ピーターパン」

卵からカステラを作る「ぐりとぐら」

どのページが好きだったか、ワクワクと心がときめいたか覚えていますか。

ディズニーランドのショーや映画を見たからかな? と疑っているかもしれません。
いえいえ、どんな形でさえ、心をときめかせたとしたらそれも意味があるはずです。

また、日本のかぐや姫のような平安時代の髪型や衣装に興味を持った人もいるかもしれません。同じ国でも時代が違いますから、これも何かのサインですね。

実は、自分の過去生の中で比較的良好であった文化の記憶がお気に入りになりやすい可能性があります。逆に過去生の中で、差別、貧困、戦乱など悲惨な最後をとげた記憶が残る文化を連想させる絵本や物語は無意識に避ける事が多いのです。

私のお客様の中でもある民族の歴史に関わる伝記や絵本はなぜか全く記憶がない、読んでいないという方が何人かいました。嫌いを通り越して意識から外してしまうようです。

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【今生につながる道】

あなたが小さいころに好きだった絵本や物語で、今も大好きなヒーローやヒロインはいますか?
少しゆっくり時間をとって自分に聞いてみて下さいね。
そして、次にどんなところが好きか書き出してみてくださいね。

例えば、大好きなのがシンデレラで、その中でも一番感動的なのは、大好きな王子様に選ばれるところだとしましょう。過去生で報われない思いをしているため、この度の人生は素敵な人と恋愛を成就させたい、それも相手に認められたい、探してもらいたい、とも考察できるのです。

あこがれるストーリーは過去の人生で達成していないからこそ、または全く逆の立場だったからこそ、とても魅力的に感じます。
また、ただ単に願望というわけではなく、過去生と違う役割を演じるという魂の順番であり、それが使命につながる場合もあります。

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人はみんな絵本作家であり脚本家です。生まれる前に自分の人生のストーリーを
ある程度自分で決めている……としたらしっくりいきませんか。

お気に入りのストーリーや主人公は今世の宿題と使命を連想させてくれる大切なキーワードなのです。ちょっとした想像力を働かせてくださいね。

「昔から白雪姫が好き。お城から出て、森で小人達と遊ぶところがとっても印象的!」
→過去生は牢獄にとらわれて過ごしたので、今回は楽しく自由に行きたい。

「大人にならないピーターパン。だっていつまでも遊んでいられそう。」
→過去性は幼少期から病気で動けなかったので、今回は子供らしく冒険したい。

「けらいを連れて鬼退治に行く桃太郎がカッコイイ!!」
→過去性は悪事を働いていたので、今回は悪者をやっつけるヒーローになりたい。

と……、こんな風に想像できるのです。

過去生を自分なりにひもとくと、今日と明日を生きる道につながりますよ。
どうか、素敵なストーリーを歩んで下さいね!

 

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