かつての世界の中心であったと言われるアポロン神殿のギリシャ旅行記 後編〜キプロスのカズコより

カズコ

——前編より続く——

さて、いよいよ、デルフィ遺跡に行く観光バスに乗ることになりました。

バスにはすでに、大勢の観光客の方々が乗っていました。

多くのフランス語を話す観光客がいたため、ガイドさんは、英語で話し、フランス語で話すというギリシャ人のツアーガイドさんでした。

どうしても、多語学ですと、2度、同じことを説明するので、聞く側も疲れました。

私は海育ちで海派ですが、デルフィに行く途中の山々は、神々しい景色が続き、山の素晴らしさに魅力されてしまいました。

オリンパスが住んでいた山を訪れたことがありますが、デルフィに行く途中の山々は、ギリシャ神話のイメージにぴったりです。

デルフィ遺跡は、世界の中心とさえ呼ばれていました。

その場所は、古くから預言の神様であるアポロンが崇拝され、お告げを受け取れることができると信じられています。

紀元前11世紀に、このような場所に神殿や宝庫を建てる技術があったことに驚きました。

もともとデルフィでは大地の女神ガイヤが敬われていたそうですが、最高神ゼウスの息子アポロンが母レトの出産を妨げようとしたガイヤの息子で大蛇のピュートンを矢で殺したことから、以来アポロンが神託を行うようになったと伝えられています。

古代ギリシャ人にとって、アポロンはゼウスの子というだけではなく、理性と調和を備えた尊敬すべき存在であったためでしょう。

 

なぜ? デルフィは「世界の臍」と呼ばれたのか?

調べたところ、大地の中心を決めるため、最高神ゼウスが地平線の両端から放った2羽のワシが出会ったところがデルフィだったと伝えられています。

オンファロス(世界の臍)と呼ばれる神聖な石で、冥界の神々たちを封じるために、デルフィはギリシャの中間に位置しています。

大地と空、山々が神々しく、なかなか、このような景色は見ることが出来ないですね。

アポロン神託を眺めていると、行き成り、どこからともなく、茶色イヌがアポロン神殿を横切りました。

ギリシャの神々は、何にでも、変わることが出来るので、ギリシャ神話の神様の化身だったかも知れません。

その後、探してみましたが、その犬はどこかに行ってしまいました。

そのアポロン神託でのお告げをしていた巫女ピューティアは大地の裂け目から噴き出す白い煙(地震によってできた裂け目から立ち上がる蒸気のこと)を吸ってトランス状態になり、アポロンと交信していたそうです。

アポロン神託にいると、神様の存在を否定できなくなります。
アポロン神殿は、長さ60メートル、幅23メートル、38本のドリア式列柱が前室、内室、後室を取り囲む典型的な様式にて、内室にはアポロン像が立ち、前室の地下にあるオンファロスの上で神託が行われていたそうです。

カズコ

(踊る少女たちの像)

 

今現在の神殿は、紀元前370年頃のものだそうです。

紀元前6世紀頃には、すでにアポロン神殿が建築され、信仰と神託は全世界に広まったと言われています。

そのアポロン信仰は、ガイヤに代わり、紀元前11世紀頃から、ギリシャ全土へと浸透していき、紀元前8世紀頃は、宗教の中心地として、ギリシャの重要な戦いのときは、巫女にアポロンと交信して、お告げを授かっていましたが、ビザンティン帝国テオドシウス帝が異教禁止令を発令した394年まで続いていたそうです。

博物館にも行きましたが、よく観光バスが行くような土産店とかにも連れて行かれると思っていましたが、それもなく、博物館から出るときにあると思っていたお土産店は、他の敷地にあったため、断念しました。

バスがすでに来ていたので、それに乗って、遅いランチ、前菜、サラダ、メインコース、スイーツも出て来ました。

ギリシャ料理はハーブも使っていて身体に良いけど、ついつい、食べ過ぎてしまいます。

その後、こじんまりとした山あいの小さな町に立ち寄り、その後は、バスに乗ったところまで、私は爆睡していました。

最後に、デルフィ市と南砺市は姉妹都市らしいです。

富山県は訪れたことがありませんが、きっと、デルフィと同じような街並みなのかも知れませんね。

短い旅でしたが、素晴らしい波動に包まれ、また、最近のアテネは活気がありました。

観光客で賑わう場所と共存した古代遺跡、そして、哲学という偉大な知恵を教えてくれたソクラテス、プラトン、アリストテレスのような天才が生活していた場所は、去年、訪れたヨルダンのペトラとはまた異なり、鮮やかなコバルトブルーを見ているだけも癒されました。

アポロン神殿に立った際に、受け取ったメッセージは、「バランスの取れた生活をするように、伝えて下さい。」でした。

カズコ

(古代劇場)

 

私たちは、AI、IT、進化する中で生きています。

バランスの取れた生活は、地に足がつき、活気があり、愛に溢れ、表現豊かであり、洞察力にすぐれ、生活のあらゆる場面で、スピリチュアルに導かれることでしょう。

このような感覚を持つことで、人生は喜びであり、あなたの周りにいることを喜び、そして、あなたが「あなたらしく」生きることが出来るでしょう。

バランスの取れた生活は、意外と出来ているようで出来ていないこともあるでしょう。

精神性と肉体のバランスが取れることで、あなたを素晴らしい生活へと導いてくれることでしょう。

大切なのは、勝利するためではなく、前進するために、スピリチュアリストになることです。

正しいバランスの到達は、合格しなければならないという試験はありません。

素直な気持ちで、自然界と調和し、本当のあなたになることに気づくことで、それが成功へと繋がることを実感出来るでしょう。

あなたに神様の恩恵がたくさんありますように。

ありがとうございます。

 

動画 https://youtu.be/BC-8m20D1qg

 

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http://www.el-aura.com/writer/%E3%82%AB%E3%82%BA%E3%82%B3/?c=85

 

(トップ画像/アポロ神殿)