【人生における未来は偶然が決める! 偶然とは宇宙の意志である!】〜キプロスのカズコより

すべての出来事、すべての出会いは、あなたの人生に存在しなければならかった大事な意味を持つシンボルです。

占いの起源はどこから始まったのか?

文明があるところには、必ず、占いがあります。

世界最古の文明といえば、古代メソポタミア文明です。

20世紀にイギリスの考古学者レオナード・ウーリー氏(1880~1960)が彼らの首都であったウルを発掘するまでは、シュメール人に関する事柄は、全くと言っていいほど何も知られていませんでした。

謎のシュメール人の都市国家が発掘されるにつれて、次第に彼らの社会や風習が明らかにされていった。そのシュメール人はどこから来たのか、彼らは紀元前3800年前後に、優れた文化を携えて突然と登場したと言われています。

高度な知識によって、鈴と銅を微妙な配分比率で混ぜ合わせて青銅をつくるという合金技術すらも遙か紀元前3800年に知っていたと言われています。医学では白内障での水晶体の混濁部分を除去すれば治るということやその手術方法も知っていたと言われています。

シュメール人とはいかなる文明人だったのか、どんな言語を話していたのか、それを知る資料は分からないということですが、発掘されたシュメール人を描いたと思われる像は、目が異様に大きく、あご髭を生やしていたらしいが、その周辺民族には類似性が見られません。

そんな不思議で不可解だらけのシュメール人が使っていた暦は、それは、月の満ち欠けで、年月をはかる太陰暦と呼べるもので、世界最古の暦(こよみ)なのです。

彼らの用いた暦は、驚異的で恐ろしく正確な暦で、日食、月食のタイミングを始め、様々な惑星の事細かな動きまで詳細に予想出来たものでした。

また、信じられないことには、2万5920年掛かって地球の地軸が円を描くという歳差運動(さいさうんどう)の周期すら知っていたことです。

メソポタミアの地に登場して、短期間に(2千年は短期間ではないが)どうして、そのようなデータを理解していたのでしょうか?

また、記録によれば、シュメール人は、その当時、すでに何百もの天文用語を使っていたことも判明しています。

彼らがどのようにして、そのような高度な天文学をどうやって利用するに至ったのかは分からないままですが、世界最古とも言える60進法を基本とする数学を確立し、それに基づいて高度な暦をつくり上げたことは確かです。

他にも、確かなことは、シュメール文明は、紀元前3800千年ほど前に、暦、高度な数学、複雑な社会機構や合金技術を持った状態でいきなり地球の歴史に登場して来ているということです。

シュメール人

シュメール人(画像提供/ウィキペディア)

 

これは何を意味するのでしょうか?

また、シュメール文明が、古代史最大の謎と言われている意味がここに存在するのでしょう。

ウルは、その後、紀元前2000年頃、セム族(現代のアラブ人の直系にあたる)のアムル人に征服され、その後、メソポタミア文明は、彼らアムル人によって受け継がれることになりました。