霊現象の実際【5】~七つの大罪・色欲(後編)~罪を認めない者が悔い改めることはない

「こいつは必ずまたやりますよ!」と、事件にして貰える様に真剣に犯人の残虐性を伝えた。
丁度署から来た連絡に、その警察官も、「こいつはまたやりますよ!」と報告してくれた。

これで警察も本気になり、署で迎えてくれたのは犯罪のプロでした。

 

◆罪を認めない者が悔い改めることはない

翌日、女性スタッフと飼育場に行くと、あの子、元気を取り戻していた雉の死体が転がっていた。
三ヶ所にドライバーの穴が空き、喉を抉られた死体……

せっかく元気になったのに……

これで覚悟を決めた。

殺しは快楽である。

虫から小動物、猫や犬から人間、段々とエスカレートして行く事が分かっていた。
何故分かるか? はまたの機会にお伝えするかもしれない。

人間には悔い改めて生き直す機会が与えられている。
その為にイエスが全人類の贖罪の為に張り付けになり命を落とした。

しかし、罪を認めない者が悔い改めることはない。

その者は純然たる悪である。

実際、犯罪者の再犯率はほぼ100%に近い。詐欺、性犯罪、窃盗、やめられない人間が殆どなのは周知の事実。
もちろん例外はあるが、不可抗力からか、余程意思が固い場合に限る。
こいつが悔い改める事はない

やってない! のだから

悪には断固たる態度で臨まなければ被害は防げないし、大事な者を守ることも出来ない。

 

◆ 迎えてくれた犯罪のプロ

現場から警察に電話をし、警察官に死体を見せながら事情を説明する。
「これは酷いな……」

警察官も唸る残虐な手口

「こいつは必ずまたやりますよ!」と、事件にして貰える様に真剣に犯人の残虐性を伝えた。

丁度署から来た連絡に、その警察官も、「こいつはまたやりますよ!」と報告してくれた。

これで警察も本気になり、署で迎えてくれたのは犯罪のプロでした。
「安心してください! 私が担当したからには事件は99%解決しますから。」
その後のやり取りは書けないので知りたい方は講演に来てください。

言葉通りに事件は終わった。

その間、被害は続き、鍵を変え、夜中に帰り、翌朝に来ているにもかかわらず、
頭を切り取られた雉や鶏の死体が数羽、背中を焼かれた猿も後に死亡した。
その部屋に居た子達は犯罪を見ている。
そのトラウマからみんな精神を病み、後に亡くなっていった。

いつ自分がやられるかもしれないという恐怖から挙動不審になり、
また、憑依された者の瘴気を浴びて来たのだから生きていられなかったのだろう。

動物はもちろん、植物も恐怖を感じることは、FBIの実験で分かっている。
火を近づけた時、焼いた時に反応が出る事でそれが証明された。
酷い実験をすると思うでしょうが、今も人間相手に同様の、
いやもっと酷い実験を繰り返している事をご存知ですか?

それも、この世は悪魔に支配されている事を証明する一つの要素です。

ともあれ、これで事件は終わった。

多くの犠牲を出したが、これからはもう起きないだろうと思った。
しかし、その後、事件はまだ始まったばかりだったという事を思い知らされることになる。
まだ悪魔の存在と、僕達に関わって来ていることに気付いていなかったのです。

つづく

 

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