闇への導き【1】~人間とは愚かだろ? 無駄な事はやめなさい~

今まで様々な闇の住人を観てきました。そうでない、普通の、どちらかと言えば良い人の部類に入るであろう人間でも、他人を呪う状態や瞬間が在ります。魔がさす! とよく言いますがそこに導く者が居るからです。

◆偶然の一致

出掛けようとしたがいくら探しても鍵がみつからない。ちょっとしたトラブルでバスに乗り遅れる。

これは何らかの導きではないかな? と考えた事は誰にでもあると思います。
結果、乗るはずだったバスが事故に遭うとか、思いがけず知人に会えたとか、
たったひとつ、ほんの小さな事、ちょっとだけタイミングがズレた事で起きる出来事があります。
そこには自分以外の者が関わっている事も少なくありません。

先日、突然カードの磁気がおかしくなり、交換を余儀無くされました。数分前までは使えていたのに??
翌日にはついでがあったが、何か胸騒ぎがして落ち着かない……
ギリギリ間に合いそうなセンターへ滑り込む
せっかく来たのだから久々に映画でも観て帰ろうかとスケジュールをチェックすると、

『不能犯』?
見つめただけで人を殺す?

迷わずチケット購入! 見初めて直ぐに気付きましたが、これ、サタンの映画です。
人の依頼により、ターゲットを呪殺する主人公

「人間は愚かな生き物、自分自身が闇を求めている。そこに導いてあげているだけだよ。」

確かに、脳科学的観点からも、自分に無い物は全く見えないわけで、自分自身の中に在り、
しかもそれが重要だからこそよく見える。

人を呪う気持ちは主に嫉妬からですが、その奥底にあるのは恐怖心
人間の一番の恐怖は飢えと渇き
故に金持ち喧嘩せず! になるわけです。収入や財産が豊かにあると心も豊かになります。
財閥系のホンモノのお金持ちさんが嫉妬したとこ見たことありません。(笑)

成り上がりは別です! 僕含め恐怖心全開だったからこそ成功しているので、嫉妬心丸出しで生きてます。(笑)
ただ、自分の実力に自信が在るから呪いに向かう人少ないのかもしれませんね。

あと、生粋の犯罪者も意外と呪いとは無縁だったりします。性的な欲求、欲望から殺す者。とか、気付いたら殺してたってパターンも有りますから

因みに、ふのう‐はん【不能犯】 デジタル大辞林より

ある罪を犯そうとする意思で行為をなしたが、その行為の性質上、犯罪の結果を生む可能性がなく、未遂犯にもあたらないとされる行為。呪術(じゅじゅつ)によって人を殺そうとすることなど。

はい! 呪詛は罪になりません! 立証出来ないって便利ですよね。
ただこれ、昔の日本だったら確実に裁かれたと思いますよ。陰陽師が内閣の国でしたから。

 

◆実在する呪い

人を殺せる様な能力者は居ない! と言い切っている超能力者の方も居りますが、僕は少なくとも2人は知っています。

1人は軍関係者、もう1人は僕の昔の師です。
僕に嫉妬する者達の奸計により、誤解から起きた師の凄まじい怒り
それが向けられた瞬間、心臓を鷲掴みにされた様な苦しみに襲われました。
心を鷲掴みなら気持ち良いのですがね(笑)

その後、現在の師に術を解いて頂き救われましたが、人の、特に術者の怒りの怖さを知る良い機会となりました。
軍関係者からは、各国諜報員同士の呪詛の掛け合いの話を聞いております。
全ての真実は軍が握っています。人を殺す事、人を守る事を一番真剣に考えているのは軍ですから、そこにオカルトは不可欠なわけです。一般の方でも、呪う心による他者への影響は日常的に起きていますよ!
特に日本は呪詛の本家本元ですからね。

話を映画に戻すと、殺意が純粋でなければ呪った本人も死ぬ
純粋な殺意って何?

おそらくは、呪って当然な状況と、呪う本人に一切の迷いが無いこと
ん!……もう一つ
サタンの影響によって呪い盛られて無いことかな?
純粋な本人だけの呪う気持ちがあり、そこに迷いの無いこと。
そして、勘違いや誘導、他人の嘘による誤解の無いこと。
そんなところでしょうか!?

純粋に他者を呪える人、結構知ってます! 良心、罪悪感の無い人間。
自分の物にならないなら殺してしまおうと思う人間。利己的に人や環境を呪って、改心しましたーとリセットし、また直ぐに呪う人間。今まで様々な闇の住人を観てきました。