いち葉の人生の質をあげる整体指導~日々のライフタイムバランスを骨盤の開閉から考える~

イレギュラーなことがあり、完璧にできない日があって当たり前。 でも、実践した日はやっぱりパフォーマンスが上がります。 是非皆様も骨盤の動きを意識したライフタイムデザインを!

Trynity読者の皆様こんにちは、女をあげる整体指導士いちい葉子です。
“骨盤”、ここ10年ほどでずいぶんと耳にするようになった名称ですが、授業やセミナー・講座でお話ししていると、その認知度には個人差があり、意外にぼんやりとした知識しかないのが現状かも、と感じています。

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このように、「骨盤」は仙骨・腸骨・恥骨・座骨・尾骨という五つの骨の総称です。
わざわざ五つに分かれているのは、少しずつ可動することでからだの動きをスムーズに行うため。
神様はうまく作られたものだなぁと感心してしまいます。
男女とも一日のなか朝と夜で骨盤の幅は変化し、特に女性は、生理があるのでひと月の間でも大きく動きを伴います。
最大の可動が起こるのが妊娠・出産、ということになります。

このように、動きがあって当たり前である骨盤の機能にもかかわらず、現代人はその生活習慣などで骨盤の可動性がとても悪化しており、様々な体調不良の原因となっています。

この骨盤の可動を意識しながら、ライフスタイルを整えると、効率的に物事を運ぶことができます。

骨盤が閉まると肩甲骨と後頭部も閉まり、骨盤が開くと肩甲骨と後頭部も開きます。
ですから、骨盤の開閉と脳の働きや呼吸器などの内臓の働きには密接な関係があるといえます。

 

【骨盤の開閉と脳、内臓の関係】

骨盤の開閉と脳の働きには密接な関係があり、大人も子供もこの自然のリズムに即して生活することが効率的に物事を運ぶコツ。

♦︎ 22:00~翌2:00<前半の睡眠>
骨盤が全開状態で熟睡。
栄養で筋肉や骨を成長させ、ゆがんだ骨格を整体する時間。

♦︎ 翌2:00~6:00<後半の睡眠>
脳が覚睡を始める。
体内老廃物が大腸に集まってくる。蓄積した脂肪から糖分を取り出し、血液中に流すことで起きてからの活動に備える時間。

♦︎ 6:00~10:00
骨盤が閉じ、脳は記憶を排出。
大腸に集められた老廃物を肛門から排泄する時間。

♦︎ 10:00~15:00
骨盤が左右ともに閉じ、集中モード。
内臓・筋活動ともに最高となる時間。頭脳・筋肉を使ってエネルギーを発散。

♦︎ 15:00~日の入り
右骨盤が開き、脳の働き低下。
血糖値が下がるので、食欲がわき食事に適した時間。

♦︎ 18:00(日の入り)~22:00(入眠)
左骨盤が開き始め、脳の吸収力アップ。

これを現代人の生活にそのまま当てはめるのはなかなか難しいのですが、例えば週末や休みの日には実践するようにすると、からだの働きに即しているので、効率よく物事を運ぶことができます。
子供さんが塾に通い、夜授業を受け、朝早起きして確認テストをする、なんていうのはとても骨盤と脳の関係からいうと理にかなっていて、効率よく記憶できるということになりますね!

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上記の時間通りの生活はできませんが、私自身が実践している日常生活のライフタイムデザインをご紹介します。

●睡眠時間
早寝早起きを目指して、できるだけ0時までには就寝

●食事
夕食は会食・イベント参加等なければ19時までに済ます。
朝排泄がなければ、朝食は食べない。ヘビーな食事はランチに。

●活動
情報を集める、本を読むなど(吸収する作業)は夜に、情報をまとめたり企画を立てるなど(排出する作業)は早朝に、講座やレッスンをする(エネルギーの発散)のは日中に。

イレギュラーなことがあり、完璧にできない日があって当たり前。
でも、実践した日はやっぱりパフォーマンスが上がります。

是非皆様も骨盤の動きを意識したライフタイムデザインを!

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