人間関係をもっと大切にしよう! ~人は人によって磨かれる!~

ストレスの半分以上は人間関係でしょ?

「違うよっ!」という人もいるかもしれませんが、私たちのストレスの半分以上は人間関係だと思います。
だって、そうでしょう。

もし、あなたが困っていても、心優しい誰かが優しく手を差し伸べてくれたら、ストレスは一気に軽減しますよね。
逆に、せっかく平穏無事に暮らしていてもイヤな人(『エナジーヴァンパイア』など)が現れたらどうですか。
一気に、不快な気持ちになり、気力も体力も奪われてしまいますよね。
そう考えると、やっぱりストレスって人間関係で決まると言っても過言ではないのかなって思いますよね。
大事です、人間関係。

 

「イヤな人なんて、どこにいったっているんだから……」の罠

人間関係がストレスだと言い切ってしまうと、今度はこういう人が不思議と現れてきます。
「そんなこと言ったってさ、結局どこに行ったってイヤな人はいるんだよ。そこはもう割り切るしかないよね……」と。

確かにそう言われるとそうなのかなという気持ちにもなってきます。
けれども、本当にそうなのかなという気もしますよね。
割り切るしかないと言っても、「諦めなさい」というニュアンスですよね。
あるいは「耐えなさい」。

イヤな人がどこに行っても一定数いるのは事実だと思います。
悪人ではないにしても相性ってやっぱりありますしね。
悪意は無くても、自分にとっては迷惑ではない存在。
あるいは、自分自身が誰かにとってはそういうポジションかもしれません。
だとしたら、ごめんなさいという感じですが……。

とはいえ、考えてみて下さい。
仮にイヤな人が出現したとしても、どう接するかは自分次第ですよね。
別に諦めて我慢しなくてはならないということもないわけです。
あまりお勧めしませんが、極端な事をいえば相手を圧倒して自分が優位であることを証明できれば立場は逆転できたりもするわけです。

イヤな人に遭遇してしまったことはストレスでも、戦うも、逃げるも、現状維持を貫くも、なんとか仲良くしようとするも、自由です。

「嗚呼、私は人間関係を割り切れないでまた、下らないストレスを抱えている弱い人間なんだ……」という結論に絶対に結び付けないで下さいね。

 

人間関係を大切にしよう!

「人間関係を大切にしよう!」という言葉。
大事です。
ただし、誤解しないで下さい。
人間関係を大切にした方が良いのは当然です。
ただ、これは必ずしも「誰とでも仲良くしなさい」という意味ではありません。

では、どうやって人間関係を大切にすれば良いのでしょうか。
まずは相手の本質をきちんと見極める事です。
良い人かどうかということだけではなくて、多角的に。
そうすれば、その人に対する接し方(あるいは逃げ方)も自ずと見えてくると思います。

今から、そのためのポイントをお話します。