新年度に頑張りすぎて空回りして凹んでいるあなたが気をつけるコトとは?

理想の自分になれなくて……

新年度を迎えたタイミングで、気持ちを切り替えて張り切っていたのに、何となく上手くいってない感じがして不安を感じているなんてこと、ありませんか。

もしくは、やることが多くて混乱して何から手を付ければ良いか分からなくなって、悩んでいるだけで何もできなかったとか、どちらにしようか迷っている内に時間だけが過ぎてしまったとか。

誰にでも、そういう時はあります。
また、そんな自分が情けなくて嫌になって、自己嫌悪になることもあるかもしれません。

「こうしたい」とか、「こうなりたい」とか、自分の理想に近づくために努力をすることは大切だと思います。
しかし、理想を追い求め過ぎて、そこに到達できなかった自分を責めたり、考えすぎて何も行動できなかったりしては、もともこもありません。

当然のことではありますが、すぐに理想の自分になれなくても、それは不思議なことではないのです。
むしろ「願った瞬間に自己実現しました!」と言っている人がいれば、そちらの方が怪しいくらいです。

新年度早々燃え尽きると『五月病』になってしまいます。
いろいろと目指すところはあると思いますが、まずは燃え尽きないことが大切です。
だって、まだ新年度は始まったばかりなのですから。
一年は短いように見えますが、短距離そうではありません。
最初は準備運動からですよ。

 

思い通りにならないとどうなっちゃうの?

深刻になりすぎて病気になってしまった、という話はさておき、普通に考えて物事がうまくいかない時に陥りやすい心理ってなんだと思いますか。

それは『怒り』です。

小さい子供を見たことがある人は、イメージしやすいかもしれません。
たとえばスーパーで欲しいお菓子を見つけてお母さんに買って欲しいと頼みます。

「ダメよ」と言われると、マジギレして、暴れ出したり、騒ぎ出したりする子っていますよね。
笑ってはいけませんが、ちょっと可愛らしいですよね。
とにかく、思い通りにならないと怒りの感情が現れるのです。
「お母さんにお菓子を買って貰えなかったからウツになりました……」とか、「お母さんにお菓子を買って貰えなかったから人格否定されているみたいで凹みました……」とか、聞いたことありませんよね。
例外はあるかもしれませんが、ほぼ怒りの感情なのです。

これは大人も同じなのです。
いつもイライラしている人っていますよね。
これって、物事が思い通りになっていなくて感情が爆発している人たちなのです。
極端にいえば欲求不満です。

そう考えるとイライラしている人がいても不思議でもなんでもありません。
しかし、不思議ではないからといって、むやみやたらにイライラして良いのかというと、そうではありません。
そこが問題なのです。
小さな子供なら、マジギレしても大目に見て貰えるかもしれませんし、欲求を満たしてくれるかもしれません。
でも、大人が子供と同じことをやってしまうと大問題です。
ちょっと恥をかくくらいなら良いですが、最悪収拾のつかない戦いに発展してしまう危険性があります。