ウツっぽいのは寒さのせい!~身体をポカポカにすれば心も癒される!~

少しでも身体が冷えているなと感じたら、自分の好きな方法で温め対策を行ってみて下さいね。

心も身体もポカポカ温める!

冷えの恐ろしさを散々お話しましたが、裏を返せば、身体を温まると心も温まり、ウツっぽさも軽くなるということになります。
とにかく身体を温めることです。

①お腹や足元を温める

身体の中心であるお腹が温まれば、末端の手足まで温まり、体温も上がります。
また、お腹を温めて腸の状態を良くしておけば、脳のセロトニン(癒しホルモン)が増えて、心が安定してきます。

また、下半身をしっかり温めて下さい。
下半身は冷えると、下半身にあった熱が上半身に上昇していきます。
そうなると、心臓や肺が下から突き上げられるような感じになり、ドキドキしたり息苦しさのようなものを感じたりします。

お腹や下半身を冷やさないように、カイロや腹巻、毛糸のパンツ、タイツ、厚手の靴下などでしっかり温めて下さい。

②お風呂で温める

身体を温めるといえば、何と言ってもお風呂です。
シャワーだけで済ませるのではなく、湯船にしっかりつかって下さい。
シャワーだけだと身体の芯から温まらないので、出た後に体熱が奪われ体温が下がることもあります。

湯船につかって身体が温まると血行が良くなり、全身の新陳代謝が活発になります。
リラックス効果も高いので、ストレス解消にもなります。

お湯の温度は、個人差がありますが、39度~41度ですが、ウツっぽい時は少しぬるめのお湯にゆっくりつかると気持ちが落ち着いて、よく眠れます。

また、ひとつかみの塩を湯船に入れて入ると温め効果が増し、風邪の予防、冷え性や水太りの解消にもなります。
湯船から出たらシャワーで洗い流して下さい。

毎日の入浴をシャワーだけで済ませる人と湯船につかる人とでは、一ヶ月、一年、十年とたつ内に確実に体温の差が出てきます。
日常の忙しさもありますが、のんびり湯船に入る時間を作ることで温めだけでなく、自分の身体をしっかり休める時間、頭をすっきりリセットする時間として、楽しんで下さいね。

③生姜を摂って温める

漢方薬の約7割に生姜が配合されていて、「ショウガなくして漢方はなりたたない」と言われています。
それほど生姜は薬効が高く、効能が幅広いのです。
身体を温めるだけでなく、免疫力の増強、血流の改善など、全身を整え、抑うつ気分の改善に役立ちます。

オススメは黒糖生姜紅茶です。
紅茶は身体を温める作用があるので、最強の組み合わせです。
これに黒糖を加えると飲みやすくなるだけでなく、黒糖に含まれる豊富なビタミン、ミネラルにより温め効果がさらに増し、代謝を高め脂肪燃焼も促してくれるので、ダイエット効果も期待できます。

 

心も身体もポカポカにして元気に過ごす!

寒さのせいで身体が冷えて具合が悪くなったり、気持ちがソワソワ落ち着かなかったりすることもありますが、「心身一如」を意識して温め対策を行えば寒さによるダメージを軽減することは可能です。
少しでも身体が冷えているなと感じたら、自分の好きな方法で温め対策を行ってみて下さいね。

寒さに負けず、心も身体もポカポカと穏やかに過ごせますように!

 

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