マルチタスクじゃなくてOK! 忙しいときほど、自分のペースを大切にして一点集中で  

忙しい

忙しくて時間が足りない

 

ハロウィンが終わり、街はクリスマスモードになりましたね。

今年も残り2ヶ月を切りました。

これから年末年始にかけて何かと忙しくなりますが、焦らず自分のペースで物事を進めていきたいものです。

しかし、忙しいときほどあっという間に時間が過ぎていく気がして、焦ってしまうこともあります。

時間にゆとりがあればと思わずにはいられません。

「もう少し時間があれば、〇〇もできるのに……」なんて思うこともあると思います。

時間が足りなくて最後までできなかったり、予定通りに進められなかったりすることもあります。

決して怠けているわけではないし、一生懸命に取り組んでいるはずなのに、どうしてだろうと思うこともあるかもしれません。

ところが、人によっては限られた時間であっても自分のやりたいことをサクサクこなしている人がいるのです。

私たちに与えられている時間は平等なのに。

ということは、時間が足りないことだけが原因ではないということになります。

決してみなく全てに全力で取り組めというわけではありません。

たとえそうしたとしても、全てをやり遂げるのは不可能です。

そのため、限られた時間の中で自分がしたいことは何か、優先順位をつけて選ぶ必要がるのです。

 

  

マルチタスクはやめて優先順位を決める

   

やることが多いと、何とか要領よくこなそうとしてマルチタスクになることがあります。

マルチタスクとは、複数のことを同時進行することです。

限られた時間の中で複数のことを済ませることができれば、それだけ多くのことをこなすことができますからね。

ただし、マルチタスクが得意でない人の場合は逆効果なのです。

「二兎を追う者は一兎をも得ず」と言うように、どちらも上手く進まないこともあります。

頭がごちゃごちゃしてしまい、かえって取り組む時間が長引いてしまいますし、ストレスを溜め込みやすくなるのです。

実は、マルチタスクが苦手だという人が多く、マルチタスクが得意な人はごく一部です。

そのため、無理に複数のことを同時進行するより、1つのことに集中して取り組んだ方がかえって効率が良いのです。

集中して取り組むことで、結果的には時間の節約にもなるため、あれこれやろうとせず一点集中で取り組むことをオススメします。

その際、優先順位を決めて取り組むようにしましょう。

1つずつ、しっかり取り組めば確実にタスクを終わらせることができます。

締め切りや重要度などを考慮して、優先順位を決めて取り組んでみてください。

また、1つのタスクにかける時間をあらかじめ決めておきましょう。

そして、タスクとタスクの合間に休憩を入れて頭を休ませることも必要です。

そうすることで集中力も高まりますし、作業効率も格段に上がるはずですよ。

 

  

忙しいときほど自分のペースを大切に

   

忙しいときこそ、自分のペースを大切にしてください。

自分のやりたいことや、やるべきことを思うように進めることができなくても、決して自分を責める必要はありませんよ。

焦ったり落ち込んだりせず、自分のペースを大切にすることを心がけてくださいね。

そのためには完璧を求め過ぎないよう、気をつけましょう。

完璧な出来を求めてしまうと、ある程度できていたとしても満足することができず、それだけ時間もかかってしまいます。

ただでさえ忙しいのに完璧を求めて時間をかけていたら、いつまでたってもタスクを減らすことはできませんし、自分自身を苦しめてしまうことになりかねません。

そのため、何事も6割~7割くらいの出来でOKだと承認してあげることが大切です。

そして、「〇〇しなければいけない」と思い込んで頑張り過ぎないようにしましょう。

真面目で頑張り屋さんな人ほど、「これくらい、できて当たり前」だと思って、とても高いレベルで物事に取り組んでいる可能性が高いのです。

忙しいときほど力を抜いて、手を抜けることは抜くようにしましょう。

先ほど、優先順位をつけて取り組むことをお伝えしましたが、優先順位の低いものは、とことん手抜きしちゃいましょう。

慣れるまで手を抜くことに抵抗があるかもしれませんが、あくまでも手を抜くことは忙しいときに効率よく色々なことをこなすための手段だと捉えてみてください。

手を抜いた分だけ時間に余裕ができれば、それだけ心にも余裕ができますし、ストレスも軽減するはずですよ。

忙しいときほど自分のペースを大切にして、1つ1つ取り組んでいきましょうね。

 

  

忙しいときほど自分を大切に
  

忙しいときほど、自分の心と身体の声に耳を傾けてあげてください。

無理は禁物ですよ。

先ほどお話したように、手を抜けることは抜くことも必要です。

その分、休む時間を確保することもできますからね。

疲れたときはタスクを進めることよりも休むことを優先しましょう。

そういうときこそ、焦る必要はありません。

力まず、ゆるやかに進めていきましょう。
自分のペースで1つ1つ集中して取り組めば、無理なくタスクをこなしていけるはずですよ。

人それぞれ、置かれている環境も、進むペースも違います。

だからこそ、自分に自信を持って、自分の物差しで判断して進めていけば良いのです。

自分らしく進んでいくためには、心に余裕を持つことが大切です。

そのためにも、忙しいときほど自分を大切にしてあげてくださいね。

  

  

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