梅雨は心身が不調になりやすい!?
梅雨入りして、ジメジメしたお天気が続いていますね。
とにかく蒸し暑い! マスクもしているので余計に汗が噴き出てきます。
なかなか汗がひかなくて困ってしまうこともあるかもしれません。
そのせいか、体調がスッキリしなかったり、身体が痛かくなったりすることが多いかもしれません。
身体の調子が良くないと、心にも影響します。
体調が悪くてグッタリしていると、普段気にならないことが面倒に感じたり、不快に感じたりしやすいからです。
また、自分の言動が他人を不快にさせるリスクも高まるので、普段以上に気をつける必要があります。
梅雨のジメジメのせいで、陰湿な人になってしまったら、あなたの魅力が台無しです。
心までジメジメに支配されないように、心と身体のメンテナンスをしていきましょう。
梅雨の体調不良は「湿邪」のせい
東洋医学では、余分な湿気が人間の身体に悪い影響を与えると考えられています。
この人間の身体に悪い影響を与える湿気を「湿邪」と言われています。
「邪魔な湿気」により、体調不良になっているのです。
人間は基本的には環境に適応して体調などをキープすることができるそうです。
しかし、梅雨は少し厄介で、ジメジメの影響で身体の中の水分調整が狂ってしまうと言われています。
まるで、塗れたスポンジのように、余分な水分でどんどん重くなっていきます。
そして、どんどん膨張していき、ひんやりしてしまうのです。
人間の身体も同じなのです。
身体の中の不要な水分がうまく排出されなくなったりして、身体が重く感じたり、むくみやすくなったり、冷えたりしやすくなるのです。
そのため、この時期の様々な不調は、決してあなたのせいではありません。
体調がスッキリしないのも、心がスッキリしないのも、湿邪のせいなのです。
そして、あなただけでなく、他の人たちも湿邪の影響を受けているということを忘れないでください。
心身が影響を受けやすい時期だからこそ、思いやりを持って過ごすよう心がけていきましょう。
簡単にできる!? 湿邪撃退法
①内側からも、外側からも冷やさない!
まず、蒸し暑い時期ではありますが、梅雨は身体を冷やさないよう注意して下さい。
暑いからと言って、身体の冷やし過ぎてしまうのは危険です。
室温を下げ過ぎないように気をつけたり、上着を羽織ったりして、調整してください。
また、食べ過ぎに注意してください。
ダルいからといって、スタミナをつける必要はありません。
むしろ、胃腸の調子を崩しやすい時期なので、食べ過ぎや飲み過ぎに注意してください。
特に、油っぽいものや甘いもの、冷たいものは控える方が良いです。
暑いので、ついつい冷たいものを摂りたくなりますが、そこは少し我慢です。
なるべく、温かいものを選んでください。
身体の内側からも、外側からも、冷やさないようにするのがポイントです。