どんな自分になりたい!? 見た目を演出してセルフイメージを高めよう!~vol.2~

「なりたい自分」になった自分自身を強く思い描き、演出することで、人生という舞台の主役として輝いて下さいね!

「人は見かけで判断してはいけない」と言うけれど!?

前回、「人を見かけで判断してはいけない」とよく言われているけれど、実際は見た目で判断されがちかもしれないという話をしました。

幼い頃から「人を見かけで判断してはいけない」と、教えられていました。しかし、ほとんどの学校では「皆が同じである事」を求められ、同じ制服、決められた髪型で登校していたものです。

でも、なぜか制服がシワクチャでも、汚れていても、着てさえいれば怒られないとか、髪は長さやパーマをしてなければボサボサでも怒られないとかという不思議な事もありました。
その結果、「オンリーワンな私」に憧れながらも周りと同じでなければ安心できない傾向があります。

そういえば、一時期、twitterなどで同じような髪型、同じようなメイク、同じようなファッションの女子大生が大勢写っている集合写真が話題になりました。海外のネットユーザーには、そのソックリな格好の女子大生たちがまるでエノキのようだと言っていました。確かに、世の中には「流行」というものがありますので、いくらか周りと同質化してしまう事もあるかもしれません。

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ある程度、流行を取り入れないと「ダサい」というレッテルを貼られてしまう事もありますので、流行りの巻き髪や髪色を取り入れたり、流行りのミニスカートやサンダルを履いたりするなんてことはよくある事ではありますが、その様子は非常にこっけいなものでした。

そんな流行なんかも飛び交う中で、どんな自分になりたいかというセルフイメージを具体的に知りつつ、TPOに合わせて自分自身をセルフ・プロデュースする事が大事だとお話ししました。

どんな髪形でどんな服を着るかで見た目がだいぶ変わってきます。「人は見かけによらない」とか、「人を見かけで判断してはいけない」とは言いますが、やはり見た目で判断せざるを得ない事も多いのが現実なのです。それだけでなく、自分自身のセルフイメージにも多少の影響が及ぶのです。

 

あなたは人生という名の舞台の女優!

ドラマや映画に出演した俳優(女優)さんって、役柄のイメージがつく事があります。
強烈なマザコン男の役を熱演していた俳優さん、いつも面白おかしい演技で笑わせてくれる俳優さん、気が強くて絶対に失敗しないと豪語する医者役の女優さんなど、その役が「ハマリ役」であるほど、役のイメージが付きまとうのです。

でも、実際その俳優さんたちって、本当にそのようなキャラなのでしょうか。
もしかすると、そうかもしれませんし、違うかもしれませんよね。もちろん、本来の性格やイメージに合う役を引き受ける方もいらっしゃると思います。反対に、演技の幅を広げるため、本来の性格やイメージとかけ離れている役にチャレンジするという方もいらっしゃいます。

俳優さんたちは脚本を読み込み、そのキャラクターになりきって演技するのです。その大きなサポートとなるのが正しく「見た目」なのです。その役柄をイメージしやすいように見た目を演出する事によって、更に俳優さんたちの演技が輝くのです。

私たちも人生を舞台に見立て、「なりたい自分」のイメージを強く持ち、自分自身を演出する事が大切です。そのための手段として、自分の見た目を「なりたい自分」のイメージに合った見た目にしていく事でセルフイメージが固まっていくのです。

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しかし、極端に見た目ばかりこだわり過ぎるのは間違いです。「なりたい自分」になるため、どんな事を学びたいのか、どんな人と関わりたいのかといった事をまず考える必要があります。その延長線上に見た目の演出があると思って下さい。

たまに、やりたい仕事に就くために大学に行ったはずなのに、流行に流されてイケイケ女子大生になってしまったり、ただのチャラ男になってしまったりなんて若者もいます。その見た目が邪魔して、悪いお友達が増えてしまってレールを踏み外してしまったなんて事もあります。

もちろん、イケイケファッションやチャラ男が悪いわけではありません。イケイケでも、チャラくても、しっかり勉強したり、きちんとした職に就いたりしている方も沢山いらっしゃいます。それは、本人がきちんと「なりたい自分」になるためのセルフイメージが出来ているからなのです。

あなたの人生は、あなたにしか演じる事が出来ません。残念ながら俳優さんや女優さんのように専属のスタイリストさんや演技を指導してくれる監督やスタッフさんはいません。

もちろん、家族や友人、同僚、恋人など、あなたをサポートしてくれる人は大勢います。
しかし、まずはあなた自身が「なりたい自分」になるためのセルフイメージというものを自分自身で描いていかなくてはならないのです。

あなたの人生はあなたのものです。周りの期待やプレッシャーなどもあるかもしれませんが、自分自身の心の声と対話しながら、「なりたい自分」になるためのセルフイメージを思い描いて下さい。
そのためのサポートとして、ぜひ見た目も演出してみて下さいね。
もちろん、TPOも忘れずに!

「なりたい自分」に近づいた時、きっとオンリーワンな自分に近づいているはずです。
あなたなら、きっとなれます!

「なりたい自分」になった自分自身を強く思い描き、演出することで、人生という舞台の主役として輝いて下さいね!

 

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