ネガティブになっていませんか!?
「もしかして五月病かもしれない!?」なんて思っている方もいらっしゃるかもしれません。
新年度のバタバタを乗り越え、季節の変わり目も乗り越え、何となく心も身体もバテてしまっているかもしれません。
実際に五月病ではないにしても、疲れがなかなか抜けなかったり、集中力や判断力がかけてしまったりなんてこともあるかもしれません。体調が優れず、頭痛がしたり、お腹の調子が悪くなったり、食欲がなくなったりすることもあり得ます。
心と身体は繋がっています。必ずしもそうとは限りませんが、身体に不調があると心が病んでしまう恐れが大いにあります。心身が弱ってしまうと、いつもは特に気にならないことでもウジウジ悩んでしまうこともあるかもしれません。また、ネガティブなことがあった時に乗り越えられなかったり、ネガティブな感情に心を支配されてしまったりするかもしれません。
この時期は特にネガティブな記憶や感情に自分自身が支配されないように心がけることが大切です。そのためには、ネガティブなことがあった際の対処法を知っておく必要があります。そうすることで、五月病から自分の身を守ることができます。
今回はあなたの中にあるネガティブを撃退するための対処法をお伝えします。ネガティブなことがあっても、その都度、対処することで心のストレスを和らげることが可能です。また、既にあるネガティブな記憶や感情も、ある程度は和らげることができるので試してみて下さいね。
考えるより行動あるのみ!
考えれば考えるほど、ネガティブなことは記憶に刷り込まれてしまいます。人間の脳は、ポジティブなことよりも、ネガティブなことの方がより強く記憶されるのです。
抹消してしまいたい嫌な記憶ほど、いつまでも忘れられないということもあります。中には、その嫌な記憶がトラウマになってしまう場合もあります。このトラウマが、PTSD(心的外傷後ストレス障害)やうつ病を発症する原因になることもあるのです。
残念ながら、ネガティブな記憶を秒速で吹き飛ばす方法はありません。ただし、「新しい何か」をして、ネガティブな記憶にポジティブな記憶を「上書き」してあげることで、ネガティブな記憶を忘れやすくすることが出来るのです。
「新しい何か」は何でも構いません。仕事でも、趣味でも、スポーツでも、何でも構いません。夢中になってできる「新しい何か」に没頭していれば、その間だけでもネガティブなことを考えずに済みます。また、その間だけでもネガティブなことを思い出さずに済みます。
「新しい何か」は頭を使う作業がおススメです。お掃除や食器洗いなど、頭を使わない単純作業はネガティブな記憶を思い出しやすいので避けて下さい。
例えば、好きな映画を観るのも良いでしょう。登場人物の表情や感情、音楽や映像などを、五感を研ぎ澄ませて、これらを全身で感じながら鑑賞するのです。
友達や家族とお出かけしたりするのも良いと思いますし、もし仕事が好きでしたら、仕事に没頭するのも良いと思います。よく、ドラマなんかで失恋したヒロインが「恋よりも仕ことに生きる!」なんて言いながら、失恋のネガティブな記憶を消し去るために仕ことに没頭するなんて話もありますよね。これは、あながち間違った方法ではないのです。