清々しいお正月
お正月、どのようにお過ごしでしょうか。初詣に行ったり、家族や親せき、友人と新年の挨拶を交わしたり、お節料理や豪華なご馳走を食べたり……。新年の始まりを有意義にお過ごしかと思います。
お正月って、とっても清々しいですよね。何となく、自分自身がリセットされたような気さえします。決して自分を取り巻く環境などがお正月を期に急に変わるわけではありません。でも、新しい1年の始まりをきっかけに、心機一転、新たな心構えで自分の人生に挑んで行こうとか、もっと楽しんでみようとか、気持ちの切り替えが出来るような気がします。
今年の運勢を凧のように上昇させたい!
気分だけではなく、外の空気さえ普段より清々しく感じられますよね。そんな空気感の中、初詣に行ってお参りしたり、おみくじを引いたりするのもお正月の楽しみに一つですよね。昔ほど見かけなくなりましたが、公園で凧揚げしたり、羽子板で遊んだりしている子供たちの姿を見るのもお正月っぽくて楽しいですよね。空高く揚がって行く凧を見ながら、今年1年の運気も上り調子で行けば良いなと思わずにはいられません。
様々な抱負を抱かれたと思いますが、頭の中で良いイメージを持つ事がとても大切です。人間は思ったことや口に出した事が実現しやすいものです。決してネガティブなイメージや発言はしないようにしましょう。潜在意識にポジティブなイメージを刷り込む事が大切です。
お正月の清らかな空気が漂う中、空高く揚がって行く凧を頭の中にインプットしてください。もし、凧揚げしている人を見かける事がなかったら、想像するだけでもOKです。
凧が空高く揚がって行く風景を思い浮かべながら、自分の運気もどんどん上昇して行く、自分の抱負がどんどん現実化しているというイメージで、朝起きた時や眠る前などに瞑想すると効果的です。抱負に抱いた事が実現しやすくなります。
なぜお正月に凧揚げするの!?
では、凧揚げについて少し勉強してみましょう。凧揚げって、江戸時代とても人気のある遊びだったようです。子供から大人まで色んな場所で凧揚げを楽しんでいたそうです。
お正月に凧揚げをするようになったのには様々な説があるようです。
江戸の庶民の揚げた凧が武家屋敷に飛んで行ってしまったり、参勤交代の際、列に紛れて通行の妨げになってしまったりと、凧にまつわる事故が多かったため、「凧揚げ禁止令」が出たそうです。その代わりに幕府は、武士が家にいて参勤交代の行列もないお正月なら凧揚げをしても良いと対策した事が、お正月に凧揚げをするようになった由来と言われています。
また、江戸時代に男の子が生まれた家庭で、お祝いの意味を込めてお正月に凧揚げをしていたことから、厄除けや祈願などの意味合いが込められていたとされている説やお正月を気持ち良く迎えるためのおまじないだったという説もあるようです。
幸せを願う人々の想いが込められている凧揚げ。きっと江戸時代の人達も空高く揚がって行く凧を見ながら新年の抱負や希望を胸に抱いていたはずです。この想いは今も昔も同じなのです。
お正月の色んな過ごし方
最近はお正月でもお店が休まず営業しているので、朝からデパートやショッピングモールに出向いて福袋を買いに行ったりするのもお正月の楽しみの一つになりつつあります。今年初めての運試しと言わんばかりに、おみくじを引くように素敵な福……ではなく服がたくさん入っている福袋はどれかと、たくさんの中から選ぶのも楽しいものです。
でも、建物の中にばかり留まっていたら勿体ないです。寒いので無理は禁物ですが、外に出て空を眺めたり、風景を楽しんだりしながら散歩するのも良いかもしれません。年末年始は何かと食べたり飲んだりして胃腸に負担をかけやすいですし、何より太りやすいですからね。
様々な楽しみがあるお正月、希望に満ちた新年の始まりを是非とも有意義に楽しんでくださいね!