苦しいのは自分のせい!?~自分の感情に素直になって幸福度アップ~

我慢

自分を大切するとは!?

突然ですが、アナタは自分のことを大切にしていますか?
「そんなの当然のことだよ!」と思われるかもしれませんが、意外と出来ていない場合があるかもしれません。

自分を大切にするって、簡単に言うと自分の心と身体を大切に扱ってあげることです。
もちろん、そのことも誰もが分かっていることですよね。

だって、人間って感情があるからです。
楽しいとか嬉しいとか、悲しいとか、苦しいとか。
色々な感情があるから、それに従うことによって自分を大切にしてあげることが出来ているのです。

 

自分を大切に出来ていない時とは!?

しかし、時に自分の感情とは別の行動をすることで、自分自身にストレスを与えてしまい、結果的に自分を大切に出来ていないこともあるのです。
実は、真面目で一生懸命な方ほど、そうなってしまうことがあります。

例えば、食事。
本当は心の中で、「今日はステーキが食べたいな……」と思っていても、ダイエット中だからやめておこうとか、節約したいから別のものを食べようと考え、自分の感情に素直に従わないことがあります。

もちろん、ダイエットや節約を否定している訳ではありません。
ダイエットに成功して理想の体型になれたり、節約してコツコツ貯金がたまったら嬉しいですからね。
自分の感情に従わず別の選択をしたとしても、このようにポジティブな未来のための選択肢であれば問題はありません。

ただし、別の選択肢をすることでネガティブな感情を抱いてしまったら、知らず知らず自分に大なり小なりストレスを与えてしまうことになるのです。
これは些細なことである程、やりがちですし、真面目な人ほどやってしまうのです。

 

自分の感情に従わないのは知性や理性があるから!?

人間には理性や知性というものがあります。
先ほど食事の話をしましたが、好きなものを好きなだけ食べてばかりいたら、それなりにお金もかかるし、体重も増えるかもしれません。

また、健康のために身体に良い食べ物をある程度チョイスして食べることもあります。
毎日食べたくなるほどハンバーガーが大好きだとしても、そればかり食べていたら身体には毒ですからね。
それを知性で理解しているので、理性でコントロールして節制したり我慢したりするのです。

我慢

ある程度の節制や我慢は必要です。
先ほどお話したように、節制や我慢をしたとしても、その先にポジティブな感情を持てればストレスは軽減されるのです。
しかし、別の選択肢をすることでネガティブな感情に支配されてしまっては節制や我慢することに何の意味もありません。
ただ、自分に厳しくしているだけになるので、自分を大切にしているとは言えません。

ただし、人にはそれぞれの環境や事情があるので、時には我慢をせざるを得ない状況になることもあります。
例えば、電車に乗って通勤中、急にトイレに行きたくなったとします。
途中下車してトイレに行くことが一番良いのですが、そうすることで遅刻してしまうとなると、我慢する場合があります。
数分で目的の駅に到着するとしても、身体のことを考えたら途中下車してトイレに入るのが一番理想的な選択肢なのです。