今からでも遅くない! 薬や道具に頼らない 花粉症(アレルギー)対策 を始めよう!

東洋医学で観点から分析する花粉症と水毒。その対策方法とは!?

寒いです。だからでしょうか。未だに風邪が流行っています。ゲホゲホ咳をしている人もあちこちで見かけますが、みなさんはお元気でしょうか。お買い物に行くと、ある商品が目立つ所に出てきます。それはマスク。もちろん、寒くて風邪が流行っているからというのもあると思いますが、必ずしもそういう意味合いだけでは無く、花粉症も意識していますよね。そうです、もうすぐ春がやって来ますからね。

花粉症対策といえば、マスクと点眼薬が主流かもしれません。最近では、花粉症眼鏡や鼻に何かを装着するというアイテムもありますよね。次々と色々なアイテムが開発されて便利になってきた気もします。確かに対処療法は必須ですよね。

花粉症を東洋医学の観点から分析

しかしながら、この花粉症。花粉という外側からの刺激だけが問題なわけではないのです。東洋医学の考え方では、どちらかというと花粉そのものよりも身体の内側に問題があるのではないかと言われています。そもそも花粉というのは病原菌でもウィルスでもなんでもありません。だから本来は有害物質でもなんでもないのです。本来、有害ではないものなのに過剰に反応してしまうことの方が問題だと言えるかもしれません。

では、東洋医学では花粉症はどのように考えられているのでしょうか。東洋医学での花粉症のポイントは( 血液以外の余分な水と思って下さい )だと言われています。花粉症は目が痒くなって涙が出て来たり、くしゃみ鼻水が止まらなくなったりします。つまり、水を体外に排出しているのです。身体の中に必要以上に水がたまっている人が花粉症になりやすいです。

水は身体を冷やします。アレルギーの症状は余分な水分が身体を冷やしてしまっていることに対する警告反応でもあります。 疲れ過ぎていたり、ストレスを溜め込み過ぎていたり、冷たいモノを食べ過ぎて体調を崩したりすると、吸収できない余分な水分がたまってくるのですが、それを水毒と言います。つまり水毒対策をきちんとすれば、それが花粉症の対策になるという事です。

対処法は水毒を溜めこまないように代謝を促進する事です。だから、必要以上に水分を摂らないように心がけてみて下さい。清涼飲料水やお酒なの飲み過ぎに気をつけて下さい。特に午後の水分の摂り過ぎには注意して下さい。

発汗作用を促す事も花粉症対策には良いです。程良く香辛料の効いた辛い食べ物を食べるのも良いと思います。当たり前な事ではありますが、基本的な事がとても重要になって来ます。食事は栄養のバランスを良く考えて食べるようにして下さい。食べる時は、それこそ小さなお子さんに指導するように、自分自身もモグモグとよく噛んで食べるようにして下さい。

規則正しい生活習慣でより健康的に過ごす事が大切

他にも、水毒以外にストレスを溜めてはいけません。心身を元気でいるようにしておく事が大切です。水分の摂り過ぎ以外にも、身体を温める事も大切です。寒い時は、腹巻きや毛糸のパンツ等で徹底防寒して下さい。お風呂も、シャワーで片付けてしまうのではなく、可能な限り浴槽に浸かってしっかりと温まってリラックスして下さいね。

睡眠もとても重要です。現代人はついつい夜更かししてしまいがちですが、可能であれば日付が変わる前には床に就けるように習慣づけてみて下さい。 後は、これは少々難しいかもしれませんが、適度な運動をすることです。ジムに通いなさいとか、そういう事ではありません。筋肉隆々を目指す必要はありません。ウォーキングなど、簡単なもので構いませんので、なるべく継続して行って下さい。

一見すると、今の話のどれもこれも花粉症と関係が無いように感じるかもしれませんが、くしゃみ鼻水が止まらなくなってから病院に行って薬を貰ったり、薬局に走ったりするよりは余程健康的かもしれません

もちろん、これで確実に花粉症にならないというわけではありません。あくまでも対策です。今のうちから健康を改善し、生活習慣を前向きなモノに変えて行く事で、きっと春は清々しい季節へと変貌することでしょう。