こんにちは!
占星術家・セラピストの木星です!
前回の【獅子座編1】では
しょっぱなから獅子座の影を追って
しまったけれど。
獅子座には素晴らしい本質が
あるんですよね。
その質を表す神話を
改めて取り上げていきましょう♪
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ヘーラーの乳
ゼウスは赤子のヘラクレスを不死身の
身体にするために、
ヘーラーの乳を与えようと
一計を案じます。
ヘーラーに眠り薬を飲ませて
眠らせると
赤子のヘラクレスにその乳を
含ませました。
その力があまりに強く
驚いたヘーラーは
赤子を払いのけます。
その時、あふれた母乳が天へと
流れ出し、天の川になったと
言います。
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モッくま
「かに座神話で取り上げた物語ですね。
ヘラクレスはヘーラーの乳を飲み
不死の命を頂いた。
ここに獅子座の魅力の秘密があるんですか?」
木 星
「ええ、そうよ。思い出してみて。
牡牛座神話に出てくる
三人の王子もまた、
ゼウスの子なのに不死ではない。
でもだからと言って、
ゼウスは彼らにヘーラーの乳を
飲ませていないでしょ?」
モッくま
「ヘラクレスは
ゼウスにとって特別ってことですか」
木 星
「神に愛されたオトコってヤツね」
モッくま
「しかも
ヘーラーの乳を飲んだことで
ヘラクレスの母 = ヘーラー
なんて印象も強まりますねえ」
木 星
「その通り。
とは言え実母は人間の王妃だから
神ではなくヒト。
ヒトでありながら、母も父も最高神。
これこそが獅子座のエネルギーよ」
モッくま
「最高神の父母から生まれたヒトの子かあ。
宇宙の成長ストーリーに基づくなら
ぼくら全てに獅子座の質は存在してる。
例え天体が獅子座に無くても。
と言うことは、ぼくらが内なる獅子座を発揮して
自分らしくクリエイティブに生きた時、
それは最高神の父と母から授かったパワーを
存分に発揮してるってことなんでしょうね」
木 星
「いいこと言うじゃない。
だからこそ
『胎からのワクワクに従って生きる』と
人は途方もなく輝くの。
神から与えられた命を
ぞんぶんに燃やしているから。
獅子座の人はそんな『存在の輝き』を
持っている。
非常にエネルギッシュな質なのよ」
モッくま
「これほど強い光だからこそ
背後に生まれる影は濃い」
木 星
「次回はその辺りを
ひも解いていきましょう」
モッくま
「自分のホロスコープを
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獅子座に天体は入っているかな?」
木 星
「ではまたね~♪」
著:占星術家・木星
神話の絵:eARTh yukiyo
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