(写真は私の兄のバーノン・フォスターです)

みなさん、お元気ですか?　鍼・灸・ヒーリングサロン慈美(いつくしみ)の久慈悟子です。

前回こちらで今月の３１日の「ブルームーン」にインディアンの神聖な儀式が行われていて、慈美の井上先生がその儀式に参加しているとご紹介しました。
https://www.el-aura.com/itsukusimi20150717/

私も井上先生もインディアンに伝承される「ヴィジョンクエスト」という儀式を体験し、メディスンマンから「インディアンネーム」をいただいています。

井上先生

インディアンの世界観とは

今回は、私達がインディアンの兄であるラコタ族酋長バーノンから教わったインディアンの核となっている世界観についてお教えしますね。

みなさん、「ミタキオヤスン」という言葉を聞いたことありますか?　私の著書のタイトルでもあるこの言葉は、とてもすごいパワーを持っているんですよ。

なぜなら、この言葉の意味は、万物と自分が一つに繋がる「ワンネス」を表す言葉だからです。

「ミタキオヤスン」は、「ミタクエオヤシン」がなまった言葉で、英語では、「All my relations.」

日本語にすると、「私と繋がる万物に感謝する」という意味で、もっとインディアンの精神を反映させて言えば、「時空を超えて万物の中には全宇宙が存在している」という意味になります。

この考えから、インディアンは宗教を持たないそうです。宗教は人が作り上げたもので、神聖なエネルギーの源である神に頼ろうとすると宗教になるけれど、自分を含めた万物の中にも神がいる事を当たり前と思い、自分の人生に責任を持つ覚悟があるから、インディアンは神に頼らず神とコミュニケーションするのだそうです。

この話を聞いて私なりに考えた事をお伝えします。

スピリチュアリティーを守る伝統派のインディアンは、「命あるもの全ては兄弟姉妹で、一つの大きな輪の中で生かされている」と考えています。

インディアンは、万物を神聖なエネルギーの源「ワカンタンカ」から生まれた「魂」であると捉えているので、人間だけでなく、万物がワカンタンカの神聖なる子供であり、誰もが家族なのです。

この世界観が、彼らのものを見る「原点」です。

インディアンのものの見方

「ワカンタンカと魂」＝「愛と感謝」＝「ミタキオヤスン」＝「私達」が彼らの原点なのです。

インディアンは、人間だけでなく、この宇宙にあるもの全てが神聖なスピリット(魂)だと捉えているので、自分も含め、地球や万物を尊重し、信頼して流れに任せられるのです。

彼らは、「原点」が一つなので一貫性のあるぶれない物の見方が出来ます。

万が一問題が生じて物の見方がぶれたとしても、この世界観により、しっかりとセンタリングされた芯ができあがっているので直ぐに立て直しが利くのです。

一方、目に見えるものだけを信じる人は、魂が「肉体」に宿っていると考え(インディアンは、自分の存在を、肉体に宿る「魂」だと考えています)、過去の経験により構築されたエゴから作られた「私」として存在しています。

この様な人は、怖れや合理性、または両親や先生等信頼できる人の考えを「原点」とします。彼等は事柄や状況等によって、無意識に「原点」を使い分ける傾向があるため、この「私」という肉体の存在は、原点が一つに定まらずに自分の考えに一貫性がなくなってしまうんです。

メディスンワーク

「原点」が一つに定まっていないと、本当の自分がわからないと魂が迷子になってしまいます。

私がヴィジョンクエストの儀式中にワカンタンカから教わった「メディスンワーク」という感情を浄化するテクニックを続けると自然にセンタリングされた芯ができてきます。　原点が「ミタキオヤスン=私達」に代わっていくからです。

「メディスンワーク」と「インディアンの世界観」に興味を持たれた方は、ぜひ『ミタキオヤスン』を読んでみてくたさい!!

8月8日9日に東京ビックサイトで行われる「癒しフェア」に出展するので、サンダンスを終えた井上先生にぜひ会いに来てね!!  ブースは、「SA93」だよ。

では、ミタキオヤスン！

★井上先生が8月23日（日）にサンダンスの報告を兼ねてインディアンの世界観について講演会をします。

★９月５日～21日にシャスタ・ヨセミテ・サンフランシスコツアーを企画しています。詳しくは慈美ホームページをご覧ください。

サンダンス会場

Trinity SHOPで慈美のアニマルエッセンス販売始めました！

その他アニマルエッセンスに関する疑問・質問は
ヒーリングサロン慈美まで！

著書：ミタキオヤスン

ヒーリングサロン慈美が癒しフェア2015 in TOKYOに出展決定!