ヒプノバースで出産のネガティブな感情をクリアに！

このヒプノバース、日本では催眠出産とも言われているようです。これは、深いリラクゼーションの状態でお母さんと赤ちゃんにとって優しく穏やかな出産を行うための方法です。私が住む地域でもこのヒプノバースのクラスがあちこちで開催され、できるだけ余計な医療介入を省き自然な出産を目指したい妊婦さんや、そうでなくても、出産準備の一環として受講している妊婦さんも多い様です。

こちらでは、ジェシカ・アルバや他ハリウッドセレブレティがヒプノバースを取り入れたとして話題になったこともあります。ちなみにジェシカ・アルバは自然派の赤ちゃん用品を販売する会社を立ち上げています。出産、育児を通して、子供にとって何が不要で、何が必要か見えてきたのでしょうね。

さて、私もこのヒプノバースを受講中。妊娠していなくても受講可能とのことで、次の出産の機会があれば是非取り入れたいし、そうでなくても、知識として身につけておきたかったのです。まだ受講中ですが、結論から言うと、ヒプノバースを取り入れた出産予定でなくても、妊婦さんなら知っておいて損はないかもしれません。

このヒプノバースプログラムは妊娠中から赤ちゃんとのつながり、出産に向けて普段からヒプノバースをどう取り入れていくか、イメージ法を学んだり、出産に向けてのネガティブな感情をクリアにしたり、また出産をサポートするためにパートナーも一緒に学びます。妊娠中の身体についても学ぶので、充実した内容となっています。

また、いざ分娩室で医療介入が必要になるかもしれないという時のやり取りについても応答形式のプリントをもらうのですが、これも、決して医療介入に対してノーではなく、なぜそれが必要か、どのタイミングでそれを使うべきなのか、それを受け入れる為の冷静な判断の為にもヒプノバースで自身が深いリラクゼーションの状態で、落ち着いた気持ちでいることの重要性を実感しました。

ヒプノバースは他の出産法との併用も可能！

初めての出産でなく、２回目以降の出産でヒプノバースを取り入れたいとクラスに参加される妊婦さんが割合として多いらしく、それも納得。初めての出産で体験したことを振り返り、自分と赤ちゃんにとってどんな出産をしたいのか、そこからヒプノバースにたどり着く妊婦さんが多いらしいのです。ヒプノバースによる自己瞑想で、深いリラクゼーションの状態に自分を置くことは、他の出産法と併用も可能です。たとえ医療介入があろうとも、自分自身の心を平穏にし、産まれてくる赤ちゃんとのつながりを感じ繋がっていることが重要になります。

私は、医療介入を否定しません。母体、赤ちゃんの状態によっては必要です。全てが自然でなければならない必要はありません。ヒプノバース以外にも、自然なお産を目指した方法はあります。病院で出産するけど、自分に合う方法が見つかれば、たとえ病院で出産であれ、医療介入があるとしても納得できる、そう、お母さんと赤ちゃんが納得出来るものに必ず行き着くはずです。

出産は医者任せ、ではありません。私が産むのだ、赤ちゃんが意思を持って生まれてくるのだと積極的で、そして前向きな気持ちで出産を楽しんでください。このヒプノバースを受講中、毎回ヒプノバースを取り入れた出産シーンの映像を見るのですが、よくTVや映画で見るような痛々しい出産シーンではなく、とても静か。これ本当に出産中なの？と思うほど。落ち着いた、安らかな映像が流れていきます。

本来の出産とはきっと母と子の深いつながりと幸福に満ちたものなんだと実感させられます。妊婦さん、ぜひ出産を楽しめるような、そんな体験をなさってくださいね！