Vol.1【ハリウッドセレブのオーガニックライフスタイル】

本当にココロとカラダが満たされるライフスタイルとは?

こんにちは。今日から定期的にブログを書かせていただくことになりましたKAYAです。10年間のロサンゼルス・ハリウッド生活の後、昨年日本に帰国しました。現在は、世界のオーガニックライフスタイル、食、ものづくりを中心とした取材•執筆のために、頻繁に日米を行ったり来たりしています。これからこの場をお借りして、「本当にココロとカラダが満たされるライフスタイルとは?」を中心に、皆さんがハッピーなるためのヒントをいろいろ提案していけたらと思っています。よろしくおねがいします!

ということで、今日は早速、先日行ったハリウッドからのレポートです。

皆さん、ハリウッドというと、セレブの多い街とか、映画の街というイメージが強いのではないでしょうか?確かに、ハリウッドに住んでいると、日常生活でセレブに会う機会は圧倒的に多いです。コーヒーショップでザック・エフロンに出くわしたり、レストランでたまたま隣のテーブルにいたのがマーク•ラッファロだったり、友人宅のハウスパーティーに行ったら、キルスティン•ダンストを紹介されたりしたこともありました。ヨガスタジオやジムの仲間もいます。しかし、普段は紹介されるまで彼らがセレブだと気がつかないことのほうが多いのです。なぜなら、セレブの日常生活は、レッドカーペットの時とは比較にならないほど、オーラを出していないから。おそらく彼らは、本能的にオーラをしまう術を知っているんだと思います。彼らは私達と一緒に、毎日ワークアウトやヨガをして、スーパーで買い物して、ラーメンショップでラーメン食べて、人と気さくに会話する。で、プレミアやパーティーの時は、別人のように再びキラキラしてるんです。

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(ちょうど、プレミア上映のレッドカーペットの準備中でした)

そしていつも私が感心するのは、流行に敏感な彼らだからこそ、常に良いものを知っているし、探し求めているなぁということです。そして、レオナルド・ディカプリオが環境問題への取り組みを積極的に行うように、地球規模でLOVE & Peaceを考えている人が多い。セレブはただ外見が美しいだけではないんですよね。

と、前置きが長くなりましたが、今日は、そんなハリウッドセレブ達が愛してやまない場所をご紹介しちゃいます。ハリウッドで毎週日曜日の朝に行われている、ファーマーズマーケットです。

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ファーマーズマーケットとは、ロサンゼルス近郊の小規模農家がハリウッドにトラックで農作物を積んでやってきて、直接消費者に販売するテントマートのことで、ハリウッドの小道を通行止めにして行われます。混むときは8000人近い人で賑わうこともあるんですよ。ここで自ら持参したエコバッグに野菜や果物を詰めて買い物しているセレブを目撃した回数は数えきれません!

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そして、私がここで学んだのが、CSA(Community Supported Agriculture/地域支援農業)というシステム。大型スーパーなどの流通に乗るような大量生産ができない小規模農家だけれども、無農薬など一定のクオリティーを保って、しっかりした農作物を作っている農家は、この仕組みでまとまることによって、生産者に直接自分がつくった作物を販売することができるのです。「自分の口に入るものが、どこで誰によって、どういう方法で作られているのか」を知りたいハリウッドの住人はとても多い。セレブは結果的に自分の身になる食をしっかり考えて、カラダの中から外見に磨きをかけているんですね。

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無農薬やオーガニックの野菜や果物は、値段が高いのでは?と思うかもしれませんが、どうでしょう。ひとつ上の写真のニンジンは1束1.75ドル(約205円)。この写真のオレンジはネット入りで$4(約470円)。そこまで高くないのです。どこでどの農薬を使って作られているかわからないものをスーパーで購入するのと比べたら、生産者の顔が見え、質問もいくらでもできちゃうファーマーズマーケットは最高の環境。ここで一週間分の食材を調達するのがハリウッド住人の日曜朝の日常です。

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(ちょうど、「ベイマックス」のハリウッドプレミアの日だったようです。)
次回は、ハリウッドのカフェで絶品エッグベネディクトをレポします!

Happy Holidays!

Best,
Kaya