ボイジャータロット国際認定ティーチャーのひあり奈央です。
現在ボイジャータロットのWSをトリニティでさせて頂いています。

◆ タロットカードはもともと数字、生命の樹、占星術、四元素（４つのエレ
メンツ）などが複合して詰まっている知識の体系であり、宇宙の法則です。

これらの別々に見える、一見異なるように見える要素は、実は切っても切り離せない関係なのです。
18世紀の著名なオカルティスト、ダイアン・フォーチュンはタロットと生命の樹と占星術は一つの体系であり、どれを切り取っても成り立たない、という主旨の内容を書き残しています。

ボイジャータロットも勿論、これらの基礎的な要素を内包しているカード構成となっています。
特に緻密な絵柄が美しいことで愛されているボイジャータロットですが、骨組みとしての数字や四元素からだけでもかなりの情報を受け取ることが出来るのです。

◆ 今日は四元素（４つのエレメンツ）についてお伝えしていきます。

四元素の歴史は、紀元前5世紀の古代ギリシャで活躍していた自然哲学者であるエンペドクレスにさかのぼります。
エンペドクレスはこの世界は四つの元素から成り立っていると考えました。
四つの元素とは、火・水・空気（風）・土です。

この四つの元素が混ざり合うことによって、世界のあらゆるものが作られていると考えたのです。

タロットカードはこの４つの元素の考え方をとても大切にして作られています。
カード一式、78枚で完全な宇宙を表しているのがタロットカード。
タロットカードは、万物に対応可能な「宇宙の法則」カードなのです。
極めて優れた体系と言えます。
例えばこの四つの元素・火、水、空気（風）、土にはそれぞれの性質に見合った方角があり、対応する天使がいます。
タロットカードでは、火はワンド、水はカップ、空気（風）はソード（ボイジャーではクリスタル）、土はペンタクル（ボイジャーではワールド）に対応させていますね。
四元素の正しい知識があれば、その対応するものを上手に使って、運命を変えていくことが可能になります。

ボイジャータロットは非常に現代的な絵柄が特色のカードですが、四元素を突き詰めていくことで、運命変更は可能です。
そして、この宇宙の法則を伴って運命を切り開いていくことこそがタロットを扱うことの最大の醍醐味なのではないかと私は思っています。
四元素は性格のタイプを知る道具と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、四つの元素はそれぞれ得意/不得意、強い/弱いなど強弱があるものの、私達に全て備わっているものです。
また、この四つの元素を自分の中で均等化していくことこそが大切です。
平均化し統合させることが出来たなら、それはストレートに開運へと繋がっていきます。
その内的成長のツールとしてもボイジャータロットは使えるのです。

・心や未来を読み解くリーディングや励ましや自己啓発のツールとしてだけではなく、古代からの体系のロジックを正しく理解し、一段アップグレードしたボイジャーの使用方法も積極的に試していきましょう！

ボイジャータロット国際認定ティーチャー
ひあり奈央

ひあり奈央さんが講師を務める
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