新首相誕生以降の日本に待つのは天国か地獄か — 三碧木星10月は、紛争や対立の不穏な空気の中でも共に助け合える運命の絆を手繰り寄せる時
10月を迎えました。長く続いていた残暑も漸く落ち着き、羽織るものが必要な季節となりました。TRINITY読者の皆様も、急激な気温の変化に体調など崩されてはおられませんでしょうか。
現在、政治面では石破茂首相の後任を決める自民党総裁選が行われています。5人の有力議員が立候補を表明していますが、投票日となる10月4日は特に小泉進次郎農水相(昭和56年4月14日生一白水星)の運気が高まっており、新総裁に就任する可能性が高いと言えます。林芳正官房長官(昭和36年1月19日生四緑木星)も頭領運が急激に上昇しており、決選投票に進んだ場合は総裁に当選する可能性があります。
ただ今回、保守層に大きな支持を受ける高市早苗氏が敗北した場合、自民党は分裂、または次期総選挙で更なる大敗を喫する未来が強まります。その後の政権の枠組みは、どうなるか。月食/日食を終えた後の、事実上の首相を決める自民党総裁選は、今後の我が国の国運を大きく左右します。どのような結果となるか、注視したいものです。
寒露を迎える10月8日、月運が四緑木星から三碧木星に移ります。三碧木星は、“雷”を表す星です。火災、論争、短気、露見、喧嘩、銃声といった象意があります。
この10月は、世界的に政治思想の相違を理由とした対立や紛争、また自然災害に十分注意をすることが求められる月となるでしょう。自民党は総裁選を経て新政権が発足しますが、その後の党役職、内閣でのポスト配分や、また思ったよりも内閣支持率が上がらなかった等の理由で、再び党内対立が起きるかもしれません。また海外に於いても、先月はアメリカで保守派の若手リーダーが暗殺される事件が起きましたが、再び政治指導者の暗殺等のテロが起きる可能性にも、注意が必要と言えそうです。
自然災害の面でも、先月は吐噶喇列島付近で、断続的に震度3~4レベルの揺れが発生しました。列島を横断した台風15号は、各地で大きな被害の爪痕を残し、未だ復旧が遅れている地域もあります。“雷”と“震”の暗示がある今月も、引き続き警戒が必要と言えそうです。
10月の月運の干支は、“丙戌(ひのえいぬ)”。今月は、誰もが性格が明るくなり、人当たり良く親しみやすい雰囲気を纏うので、周囲とのコミュニケーションが円滑になるでしょう。素直で努力家の面も強まるので、仕事面に於いても評価され、栄誉や表彰に与る場面があるかもしれません。
二十八宿は“星宿”。今月は、かねてより興味、関心のあった分野の勉強、研究に本格的に取り組んだり、習い事や免許・資格の取得に適した月です。また、忙しさから体調を崩したり病を得てしまった人にとっては、入院をするなど、本格的に療養して健康を取り戻すことが必要とされる月とも言えるでしょう。プライドが高くなる傾向があるので、他人に対して知らず知らずのうちに傲岸不遜な態度を取らないよう、注意しましょう。
重要な契約や勝負事に関しては、大安の1日、7日、19日、23日、29日、一粒万倍日の1日、6日、16日、19日、28日、よろずよしの6日、百事吉の9日に設定すると良いでしょう。デートや告白、プロポーズを考えている方も、上記の日を選びましょう。なお、今月の暗剣殺は東となります。また6日までは、天一天上の期間となります。今月の初めは、家の掃除さえしっかりしておけば、方位に障りはありません。
激動の“食”を経た後のスーパームーンが揺さぶりをかける10月 — スサノオとクシナダヒメの魂は転生し、いま再び統合へと向かう
西洋占星術の観点で言えば、今月いっぱいは火星が蠍座に滞在しています(~11/4)。この時期は誰もがヒートアップし、興奮しやすい時です。特に電車内など公共の場での他人への迷惑行為やSNS上での舌禍による誹謗中傷なのトラブルは、後々に禍根を残すことになるので十分に注意しましょう。恋愛面では、人生を揺さぶる運命の出逢い、絆が深まるきっかけに恵まれる時です。互いの情熱をぶつけ合う激しいものとなる暗示があるので、妊娠→電撃入籍といった流れに乗るカップルもいらっしゃるでしょう。
7日12時48分には、牡羊座で満月を迎えます(遅れてやってくるハーベストムーン)。今年初のスーパームーンとなるこの満月は、ここ最近の大きな心情、環境の変化にいささか疲れを覚え、情緒が一時的に不安定な状況となるかもしれません。可能なら有給休暇などを行使し、ゆっくりと心身を休めると良いでしょう。新たな恋人やそれに近い存在ができた人は、遠慮せずパートナーにSOSを発してみましょう。この時期は、年末までにどんな自分になっていたいかを、じっくり考えてみるのも良さそうです。
同7日には、水星が蠍座へ移動します(~10/29)。この月末までは、社会面でも個人面でも、大事なことが“秘密裏”に動いてゆく時です。恋愛面では、仲の良い男女が言葉に出す前に互いの恋愛感情を認識し合っていたり、また既に交際中のカップルは、互いの両親に紹介する前に結婚後の将来を真剣に話し合うなど、具体的な物事が水面下で着々と進行する時です。
14日には、金星がホーム・天秤座に移動します(~11/7)。この時期は、少し長かった夏がようやく終わり急激に肌寒くなる中で、自然と強いソウルメイト同士の、互いの心を暖め合うような恋愛が始まるかもしれません。誰もがおしゃれに磨きをかけ、クリスマスを視野にロマンティックな雰囲気が街を覆いそうです。仕事上の人間関係では、自ら積極的に周囲と関わってゆくことで、調和のとれたコミュニケーションを楽しめそうです。
そして21日21時26分には、天秤座で新月を迎えます。この新月では、皆のフットワークが軽くなり、ネットを介しての活発なコミュニケーションが展開されそうです。その中から、新しい恋愛や共同事業がlaunchする動きも出てくるかもしれません。勇気を出して自ら動き出すことで、“運”も大きく動く時です。
翌22日には、牡羊座で逆行中の海王星が逆行するあまり魚座にまで戻ります(~12/10)。この時期は、かつて何らかの理由で諦めざるを得なかった夢や理想を、可能な範囲で実現に向けて動き出す時です。かつて袖を振り合った懐かしい友人からふいに連絡が来たり、或いは自らかつて愛した存在に連絡を取るなど、人間交差点にも大きな変容が訪れる気配です。大きく揺さぶられる社会や国際情勢にさらされる中で、個人としては“誰を幸福にすれば良いのか”という命題を突き付けられる、そんな10月となりそうです。
今月は、旧暦の神無月です。出雲大社の鎮座する島根では“神在月”と呼ばれ、日本中から八百万の神々が集まって一堂に会し、縁結びの会議を行うとされています。
今年も10月の最後は、日本最古の和歌とされる、スサノオノミコトが最愛の妻・クシナダヒメを想って詠んだ歌を、紹介しましょう。
“八雲立つ
出雲八重垣 妻籠みに
八重垣作る その八重垣を”
(訳)何重にも重なり合う雲が立ち上る、ここ出雲に立ち上がるのは、
あの八重垣のような雲だ。
私が妻と住むこの家にも、八重垣を造っています。そう、八重垣を—
クシナダヒメは、ヤマタノオロチに食い殺されるところをスサノオに救われ、出雲に帰った二人は結婚し、須賀という場所に新居を建てました(映画『君の名は。』のラストシーンで、主人公の瀧と三葉が劇的な再会を果たした場所が“須賀神社”です)。その新居が完成した時の喜びを、スサノオは歌にしてこう詠みました。
見上げれば、青空には白い雲。その何重にも重なる八雲に、スサノオは最愛の妻・クシナダヒメとの希望に満ちた夫婦生活を、思い描いていたのでしょう。
天上で、神々が縁結びの会議を行うこの神無月に、TRINITY読者の皆様が、神々のご加護の掌中で、人生の豊穣の秋を迎えられますよう、祈念しております。
(了)



















