令和3年2月メッセージ — 抗えぬ変革の波に苦悩する中、私たちは懐かしい梅の花の香りに未来への希望を託す

2月

再度の緊急事態宣言発令に絶望を覚える新年を迎えて — 五黄土星2月は、社会情勢の混乱と動揺に翻弄されぬ“心”を強く持つ時

2月を迎えました。
昨年来のコロナウイルス禍の勢いは衰えず、年が明けてからすぐ、再度の緊急事態宣言が発令されました。国内では変異株の感染者が出現し、重症者数は日に日に更新されています。穏やかならざる新年の予感と、未来への不安に支配された方も多くいらっしゃったかと存じます。どうか、少しでも状況が好転するよう、願ってやみません。

立春を迎える2月3日、月運が六白金星から五黄土星に移ります。

五黄土星は、“帝王”を表す星です。
九星で最も運が強く、周囲に多大な影響を与える星です。
人に例えれば支配者、王、首相といった世の中心人物、また一方で犯罪組織の首領、盗人、浮浪者といった象意もあります。
また戦争、崩壊、破産、自然災害では地震、台風、暴風雨といった面が強調されます。

旧暦でも正月を迎え、正式な令和3年のスタートとなる時ですが、“支配者”の象意にある通り、今月は政治指導者の動きに注目です。先月は、アメリカにジョー・バイデン新大統領が登場しました。不正投票疑惑に端を発した大統領選は国内には深刻な断裂を齎しましたが、大統領本人の高齢等の問題もあり、果たして安定した政権運営ができるか、国内外で早くも疑問の声が上がっています。日本では、一連のコロナ対策で後手にまわった菅義偉内閣への不支持率が急増し、開催が危ぶまれる東京オリンピック問題と併せ、更に状況が厳しくなる事態が起こりそうです。先月のこの稿でも述べた通り(『六白金星辛丑・令和3年のスタートにあたって——風の時代を迎えた私たちは、魂の仲間と懐かしい夢に向かって動き出す』参照)、“辛”にあたる年は、首相の交代が頻繁に行われています。自民党内で“菅首相では秋の総選挙を戦えない”という声が強まり、“ポスト菅”に繋がる綱引きが、加速するでしょう。また“盗人”“浮浪者”という象意もある通り、再度の緊急事態宣言による経済活動の大幅な制限により、飲食業や旅行業の破綻が相次ぎ、破産による失業者の激増や、犯罪の増加が懸念されます。
2月の月運の干支は“庚寅”。春に繰り広げられる激しい戦闘のイメージです。
五黄土星の象意にも“戦争”があるように、今月は誰もが独善的になりがちで、対立、争いが多くなる月となりそうです。他者への思いやりや感謝の心を忘れずに生活することを、心掛けたいものです。

 

ルノルマン&タロットによる個人面/社会面の月間リーディング — “十字架”“鳥”、そして“審判(逆)”“ソードの10(正)”のカードが暗示する2021年2月の暗示は

2月の月間リーディングを、個人の生活面はルノルマンカード3枚引きで、社会情勢はタロットカードを使用し、スリーカードスプレッドで占いました。
ルノルマンリーディングで出たのは、『クロス』『鳥』『指輪』のカード。
『クロス』は“運命的なこと、使命、天命”を、
『鳥』は“コミュニケーション、インターネット、SNS、会話”、
『指輪』は“約束、婚約、合意、パートナーシップ”を表します。

2月

今月の個人面は、どうやら仕事や恋愛面で、人生を揺さぶる重要人物と出逢う暗示が出ています。『鳥』はSNSを表すので、今月はTwitterやlnstagram、Tiktok等で知り合い、繋がった人と、現実の世界でも親密な関係に発展してゆく流れが出てくるようです。風の時代に入った現在、前世でもご縁のあったソウルファミリーとの邂逅を果たす流れが強まっています。これから用意されている出逢いも、過去世で助け合った関係で、生まれ変わっての再会を約束していた間柄かもしれません。