第53回★注目の植物性ミルク
ミルクといえば牛乳ですが、健康や美容のため、ベジタリアンなど思想のため、そしてアレルギー対応食品として、近年イギリスでは植物性の原料をもとにして作られたミルク「植物性ミルク」が注目を集めています。
今回はロンドンのオーガニック・ショップで見つけた種類豊富な「植物性ミルク」をチェックしてみました。
まず最初は日本でも親しまれている「大豆のミルク(Soya Milk)」。
脂肪分、カロリーが低く、畑のお肉とよばれるほど栄養豊富。
良質なタンパク質が豊富に含まれているので、ダイエット中のイギリス人にも人気です。
他にもカルシウムが豊富な米から生まれた「ライス・ミルク(Rice milk)」、穀類の中でもダントツの食物繊維を含むオート麦で作られた「オート・ミルク(Oat milk)」、カルシウム、ビタミン、ミネラルが豊富な「アーモンド・ミルク(Almond milk)」、「カシューナッツ・ミルク(Cashew nuts milk)」、必須アミノ酸をバランス良く含むスーパーフード、キヌアから生まれたミルク「キヌア・ミルク(Quinoa milk)」なども並んでいました。
植物性ミルクには、無糖のものから、低糖のもの、子供も愛飲できそうなストロベリー味、バニラ味、チョコレート味など、いろいろなフレーバーが選べるタイプのものもありました。
他にも牛乳以外の動物性のミルクでは、ヤギのミルク、羊のミルクなども存在しており、驚くほどミルクの種類が豊富なイギリス。
私も自分に合うミルク選びをしてみたくなりました。
イギリス人の人気の朝食といえばオートミール。非常に消化吸収が良いことでも知られているオート麦で作られたミルク「オート・ミルク(Oat milk)」は、抗酸化作用が非常に強い物質ビタミンEを多く含み、葉酸も含みます。
植物性ミルクを、食物繊維が豊富なシリアルやグラノーラと合わせて美味しく味わえば、自然の恵で美肌やアンチエイジングに!
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