第40回★自然からアートへ
イギリスは今ガーデニングのシーズンです。
雨が多かった秋冬から一転。
今シーズンはイギリスの家庭や公園始めさまざまな庭で、彩り美しい花々が咲き誇り、みな自然を心から楽しんでいます。
そんななか今回はイギリスで「自然から生まれたアート作品」を見に出かけました。
中でも印象的だったのは、石像群! 太陽や月などの自然をモチーフにしたダイナミックな彫刻、ケルト文化に根づいた神秘的な文様の彫刻、そして昔からイギリスで親しまれてきた自然の中に宿る精霊を掘った石像などが並んでいました。
石像は主にガーデニングのアクセントやオブジェとして好まれるようで、さまざまなスタイルの庭にも合うように、バラエティ豊かなスタイルのものが並んでいました。
またイギリスでは流木がアート作品の素材として人気なのだとか。
自然がつくりだした迫力ある大型流木アートから、女性にも好まれそうな愛らしい小枝や流木を組み合わせたものなど、つい時間を忘れて見入ってしまうものばかりでした。
最近はデジタルなものに囲まれ、気づくとつい自然から遠ざかってしまいますが、私も流木アートを部屋に飾って、身近に自然と関わろうと思いました。
ありのままの形を使って作り上げられる、流木ならではの躍動感あふれる芸術作品。
流木は環境にやさしい素材として注目されているそうです。
素朴な流木の有機的な形を活かした作品。
流木のインテリアやオブジェは部屋に飾って楽しむ人が多いのだとか。
《木内麗子 さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/kiuchireiko/?c=51968