2月14日は愛の風習バレンタインデー。
この日イギリスでは鳥や動物がパートナーを見つける愛の日として「鳥のウェディング・デイ」とも呼ばれています。
日本では女性から男性にチョコレートを贈る日ですが、イギリスは男女ともに自分の愛する人へカードやプレゼントを贈る日と言われています。
むしろ男性が愛の告白をする傾向の方が強いかも。
そんな愛を伝える風習がイギリスで生まれたのは、18世紀頃といわれています。
そして1950年代からは新聞でバレンタインデー用のギフト広告もはじまり、1970年代頃にはカレンダーにもバレンタインデーが登場しました。
今や世界中で浸透している愛の風習ですが、実はイギリスには英語で書かれた最古のバレンタインデー・メッセージが発見されています。
これは500年以上前に英国ノーフォーク地方で書かれたもので、マージョリー・ブルーズさんが、婚約者であるジョン・パストンに宛てたものでした。
ジョンと結婚したいマージョリーが結婚を前提に愛の告白をするラブレターで、中世にしてはずいぶん積極的な女性だなと驚いてしまう内容ですが、それほど愛が深かったのかもしれません。
現在は大英図書館が所有していますが、このカップルは結ばれ、ふたりの子どもを持ったと言われています。
中世の時代から変わらない人を愛する気持ちの尊さ。
2月はそんな愛の素晴らしさに触れて、ハッピーな気持ちになっちゃいましょう♪
バレンタインデーの人気ギフトはチョコレート、花束、そしてジュエリー。今月はどのチョコレート専門店もディスプレイは赤いラッピングでいっぱい!
イギリスの国花でもあるバラは花束でも人気!