木内麗子のイギリス HAPPY☆探し 第109回★イギリスのかわいいバスケット

バスケット

第109回★イギリスのかわいいバスケット

見かけると思わず足を止めてしまうのが、手編みのカゴ。カゴはイギリスでバスケット(Basket)と呼ばれ、昔から生活に欠かせない工芸品として編まれてきました。その用途や種類は幅広く、摘んだ花を入れるフラワー・バスケット(Flower Basket)はじめ、食材や日用品など買ったものを運ぶショッピング・バスケット(Shopping basket)、柔らかいフルーツ用のフルーツ・バスケット(Fruit basket)、洋服や雑貨を入れるストレージ・バスケット(Storage basket)など多岐にわたります。

バスケット


用途別や編まれた地域によって、使われる素材、色、形、サイズが違うのも特徴的。

フラワー・バスケットやショッピング・バスケットはじめ、これらのカゴは今でも現役で使われており、天然素材ならではの丸みを帯びた愛らしいフォルムと、ハンドメイドならではの温さは、見ているだけでも気持ちがほっこりしてきます。 ちなみに、ふらりと立ち寄ったアンティーク雑貨の店では、釣り用のカゴ、フィッシング・バスケット(Fishing basket)にも出会いました。他にもピクニック専用のピクニック・バスケット(Picnic basket)、赤ちゃんを入れるモーゼス・バスケット(Moses basket)などなど、かわいらしい手編みカゴは時代を超えて愛され続けています。

バスケット

アンティーク雑貨屋さんで出会ったフィッシング・バスケット。自然の中で釣りを楽しむ牧歌的な雰囲気漂うバスケット。


 

  

《木内麗子 さんの記事一覧はコチラ》