「見たいものがいつでもどこでも見られる!? 遠隔霊視開発コースへ行ってみた(中編)」

まず正確な情報を得るために自分の意識を飛ばして、あなたがその風景に入って実体験できるようなマインドに持っていくことが第一だと言います。

オーラと言うのは生物が発するエネルギー体のことで、誰でも訓練すると見えるようになります。これは霊感と言うよりも超能力として読み取る能力が備わっているからです。初対面の人に急に親近感を覚えたり、逆に生理的嫌悪感を覚えたりするのは、相手のボディーランケージから考察しているだけでなく、知らず知らずのうちに相手のエネルギー(オーラ)を読みとってしまっているからだと言います。言い換えれば誰でも訓練さえすればオーラを読み解くことが出来るのです。これが超能力的透視です。

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直観やふとしたビジョンなどはほんのコンマ数秒で消えてしまったりしてなかなか現実として受け入れにくいものです。気のせいだろう、と流してしまいがちですね。しかしこれら全てのことに神経を集中して、目的をもってそれらの情報を選別・処理していくとあなたの求めている回答が得られる、とテリーさんは言います。

まずテリーさんが最初に我々にやらせたのは、目の前の封筒の中身を当てるテストでした。瞑想も何もせず、ただ渡された封筒の中に何か書かれているかを当てようとするのです。20人ほどの私たち全員に封筒が手渡され、ただただ私たちはそれを触ったり神経を集中させたりして読み解こうとします。

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数分後にテリー先生が一人ずつに何が見えたかを聞いていきます。

まったく何も見えなかった人や、草原の風景、青い色、など断片的に何かが見えた人たちがいました。私にはまずオレンジ色の丸と山の風景、そして躍動感がみなぎってくる感じがしました。
テリーさんに促されて中身を見てみると一枚のカードが入っていました。表には天使の姿、裏には「タンポポ」の絵がありました。正に黄色の丸いタンポポが山裾に咲いている風景で、絵の下にはエネルギーが漲る、充足感を得る、躍動的になる、と書いてあったのです。

ここでテリーさんは遠隔透視の際に役に立つ情報を教えてくれました。まず正確な情報を得るために自分の意識を飛ばして、あなたがその風景に入って実体験できるようなマインドに持っていくことが第一だと言います。
そして自分がいる風景のなかで、自分はどんな感情でいますか? 時間帯・季節はいつ頃ですか? 何か色や形が見えますか? 誰かそばにいますか? 何か建物がありますか? などとまるで警察の目撃者への事情聴取のように細かく自問していき、見えるものを克明に記していきます。

もし全くなんのインスピレーションも得られなかった場合は今度は「霊能力」を使い霊から情報をもらう方法に切り替えるのだそうです。ここで「遠隔霊視」の仕方を学びます。まずテリーさんは私たちに瞑想をさせました。彼女の優しい声に導かれるまま私たちは深い瞑想に入っていきました。私たちに与えられる神仏のご加護に感謝したり、ご先祖様の霊に助けを乞うたり、人生を導いていてくれる「ガイド(指導霊)」に出てきてもらえるよう頼むのです。

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写真はイメージです

 

テリーさんは私たちに「私のガイドさん、出てきてください。そして私に対象物を見せてください」と頼むように言います。

すると私の脳内ビジョンに一人のシルエットが見えました。何度も姿を見せてください、と頼むとシルエットからアラブ人の男性が浮かび上がってきました。砂漠の民と言ったような服装でしたが、顔は全く分かりません。相手の名前を聞くように言われ聞いてみましたが、発音が難しく「M」で始まる名前としか理解できませんでした。ここで瞑想は終わりました。
こうして読み解くための質問集と指導霊からの助力を得られた私たちに第二の封筒が渡されました。今度は瞑想を終えて落ち着いた心境で、霊能力を使って対象物を読み解く訓練です。

前回の私が得られた情報は断片的なものが多かったのですが、今回はまるでストーリーのように文脈をもってよりはっきりととらえられるようになりました。

 

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