あなたは、どんな日々を送ることが最も幸せだと感じるでしょうか。多分多くの人が思い浮かべるのは、「たくさんのお金を使い、毎日を楽しく遊んで暮らすこと」かもしれません。
仕事も誰かの世話もせず、ひたすら楽しいと思うことに陶酔する人生……それが実現したら、最高にハッピーだと思えるのではないでしょうか。
遊んで暮らしている人は、意外と運が悪い
しかし、私自身がここまで生きてきて、周りの人達を見ていて感じるのは……「遊んで暮らしている人は、意外と運が悪い」ということ。
例えば私自身を例に挙げても、パーッとお金を使ってゴージャスな時間を過ごした後に、何となくタイミングが合わない、運に恵まれない……という状況が、しばらく続いたことがあります。
また、競馬が趣味の男性が、「働いているときは競馬がよく当たるが、仕事を辞めてぶらぶらしているときは当たらない」といっていたことも、強く印象に残っています。
そして、宝くじで高額が当選した人は、その後に金銭感覚がおかしくなって当選額をあっという間に使い果たし、短期間で借金生活に陥った……という話も、時々耳にします。
このように、ラクをして生きて見える人が、実はあまり運に恵まれていない……ということが、多いように感じています。
現実面と照らし合わせてみても
現実的な側面から見ても、快楽ばかりを求めると、その代償を払わされることが多くなります。
例えば、快楽を得られるタバコやお酒、スイーツなど嗜好品を大量に摂取していたら、すぐに体調を崩してしまいますよね。肌がガサガサになったりお腹が出たりと、外見的な魅力も大きく下がります。
最近では、SNSなどスマホばかり見て、快楽を求め続けている人が増えていますね。この状態も、勉強する時間が減るなど、思わしくない状況を生み出すと思われます。
最も分かりやすいのは、金銭状況でしょう。働かずに遊んでばかりいたら、あっという間にお金がなくなり、生活に困窮してしまいます。
もし巨万の富があり、いくら使ってもいい場合であっても……ただ遊んでいるうちに「人間力」や「人間としての魅力」が失われていきます。頭の回転が悪くなったり、太ったり、傲慢な性格になったりします。ラクをして、自分を磨くことを怠ることへの代償です。
運は貯金のようなもの
私は、「運は貯金と似ている」と考えています。お金と同じく、運をためるときと、使うときがあるのです。
ためるときは、仕事や人の世話などで社会や人に貢献するとき、運動や勉強で自分自身を磨くとき……などが挙げられます。自分自身を律して、周りや未来のために活動しているときです。
使うときは、不要な飲み食いや嗜好品を堪能しているとき、パーッと派手に遊んでいるとき、ゴロゴロ過ごしているとき……などが挙げられます。主に高揚感を味わっていたり、自分自身を緩めていたりするときです。
もちろん運を使うばかりは良くありませんが、ためているばかりも勿体ないもの。頑張り屋さんの人も、適度に運を使う時間を持ち、バランスを取ることが大切です。
人によって例外もある
ただし、心身の調子を落としている人が休息をするのは、「休むという仕事をしている」という状態です。ですから運は減らず、むしろためることになるでしょう。
体力がなくなっている年配者が、無理なくのんびりと過ごすことも、身の丈にあった動きであり、運を使っていることにはならないと考えます。
要するに、「『快楽』を求めているかどうか」が基準だと考えれば、分かりやすいかもしれません。
運をためるには節度のある生活を
このように、人々が憧れる「快楽を追求し続ける生活」には、実は「運を下げる」という毒があるのです。
もしあなたが、心身ともに元気であるのなら……
仕事に誠実に取り組む以外にも、身近にいる人達のためにできる範囲で何かをすること、健康に良い質素な食生活や、規則正しい生活を送ること、運動や勉強を通して自分自身を高めること、創作活動を通して何かを生み出すことなどを、意識して過ごすことがお勧めです。
一見何気ない地味に見える毎日の中に、運をためるポイントが隠れているのです。




















