四柱推命で2025年から2027年は、火が燃え盛る3年間!~この3年間は、どのような運勢が訪れるのか~

火事

四柱推命で年運を出す時には、年の干支である2つの漢字を使用します。現在の2025年の年運は乙巳(きのとみ)、そして来年の2026年は丙午(ひのえうま)、その翌年の2027年の年は丁未(ひのとひつじ)です。この6つの漢字の中で、巳、丙、午、丁の4つの漢字が、木・火・土・金・水の五行の中の、火に属します。すなわちこの3年間は、火が燃え盛る運勢なのです!

今年の2025年に入ってから、山火事が多発していますね。2025年の年運をみると、乙という草花が、巳の火で燃えている……というイメージになります。草花は水気が多ければ燃えにくいですが、下に巳という火があるために乙は乾燥しており、非常に燃えやすい状態になっています。まさに山火事と同じ状態です。

今年に入る前に、何人かの占い師さんが、「2025年は火事が多くなる」と予言していたようですね。このように、大変わかりやすい現象が生じているのです。

2026年と2027年も、火が燃える年

来年の2026年の丙午は、真夏の、それも真昼の太陽を表しています。2文字とも、まさに灼熱の炎のイメージです。ですから2026年も、今年と同等に火事が起こりやすかったり、もしくは過酷な猛暑が訪れたりすることが想像できます。

火事

その翌年の2027年の丁未は、未が土の性質であるために、それほどガンガン燃えるイメージはありません。それでも2025年2026年の燃え盛る勢いを引きずって、くすぶっている状態です。火気が残っている、熱い土のイメージといえるでしょう。このように、今年から2027年までの3年間は、大変火のエネルギーが強い運勢になっています。


個人の運勢では明暗がはっきり分かれる

四柱推命は、基本的に五行のバランスを取る占術です。ですから年運の火が強まることにより、運勢が良くなる人と悪くなる人が、比較的明確に分かれます。四柱推命の自分の命式に火が必要な人は元気になり、逆に火が加わることが悪く影響する人は、注意が必要な3年間になるといえます。自分はどのような影響を受けるのか、四柱推命の専門家に尋ねてみるといいでしょう。

普段からの対策として

このように、火が燃え盛る運勢が、今年を含めて3年間も続くのです。ですから、火事や熱中症など「火や暑さによるトラブル」に充分注意しましょう。常に自宅に水を多く用意したり、普段からこまめに水を飲んだりして、水を使って火のエネルギーの暴走を落ち着かせることも、良い対策になります。そして恐れるだけではなく、燃えるエネルギーを、できるだけ良い形で使っていきたいですね。

「もっと燃えるような情熱が欲しい」という消極的な人にとっては、良い活力や前向きさ、勇敢さを得る3年間になるはずです。

丙午の年の迷信

余談ですが、昔から丙午の年は縁起が良くないとされ、出生率が下がることで有名です。特に丙午の年に生まれた女性は強くなりすぎるため、将来の結婚に支障が出るとされてきました。

例えばこの表(Wikipediaより)のように、前回の丙午年だった1966年は、驚くほど出生数が低くなっています。ちなみにその前の丙午の年である1906年も、少し出生数が低くなっています。このように単なる迷信と一蹴することなく、多くの人は巡る星の影響を気にしているのですね。来年の2026年の出生数がどうなるのかも、興味深いところです。







☆彡 藤森緑先生、監修のオリジナル・タロットデッキ「バード・シルエット・タロット」大好評発売中! 詳細はこちら

 
   

《藤森緑(ふじもり みどり) さんの記事一覧はコチラ》