神社の神様の構造は、どうなっている？　～驚くほど多くの神様が、神社の役割に取り組んでいる！　そして、参拝者のレベルに合った神様が対応する～

私は今まで、たくさんの神社へ行って、そちらの神様方と長い時間にわたる会話を行ってきました。
それによって、次第に見えてきたことがいくつもあります。

その中のひとつは、「1つの神社の中には、意外とたくさんの神様方が存在している」ということです。

神社には神様だけではなく、龍や犬、狐などの「眷属」と呼ばれる目に見えない動物のようなものも存在します。
眷属は、脇から神様方のサポートを行うことで修行を積み、自身のエネルギー的なレベルを高めていると考えられるのです。

そして、たくさんの会話を通して分かってきたのは、1つの神社には、神様が複数存在している……ということです。
何となく、1つの神社には1柱の神様しかいない……とイメージする人が、多いかもしれません。

しかし、たとえ小さな神社であっても、1柱だけで守っているというパターンは、今までありませんでした。
ずっと同じ神様がいるのではなく、一定の期間を置きながら、いくつかの神社を巡って循環している……という場合も多いようです。
イメージ以上に神社の中は、変動が多いのです。

参拝者が多い大きな神社であるほど、そこを守る神様の数は莫大になります。
神様方には、まだ見習いに近いような比較的エネルギーの弱い神様と、修行を積まれた非常にエネルギーの高い神様がいます。
人間社会と似ていて段階が存在し、神様の中でも高い存在ほど、重要な役割を担っていると考えられるのです。

どのような神様が対応してくれるのか

ですから、参拝者が同じであっても、いつも同じ神様が対応するという訳ではありません。（それでもその参拝者の状況や願い事などは、全体には行き届いていると思われます。）

本当に高い位置にいる神様は、ほとんど表には出てきません。
しかし、本当に大事な場面であるときには、出てきてくださいます。

有難いことに、私が会話をするときには、神社の中でも高い位置にいる神様が対応してくれる場合がほとんどです。
私は受けたお話を捻じ曲げることなくそのまま掲載していますから、神様方にとってメリットになるためです。
それでも、非常に高い位置にいる神様は、出てきてくれない場合もあるようです。

どんよりしていてネガティブな気持ちを抱えながら参拝すると、残念ながら、高い神様は対応してくれないことが多いようです。
ネガティブなエネルギーは境内の気を汚しますから、比較的低い位置にいる神様が対応し、それをかぶることになるのです。
参拝者は、「苦しいのだから、素晴らしい神様に癒して欲しい！」と願っているのに……これは私自身も経験し、ガッカリした事実ではあります。

それでも、そうやって身を守っていかなければ、神社の活動が回っていかなくなるのです。

また、時間帯もある程度影響があるようです。
早朝は高い存在が出てきやすく、午後になって境内の気が濁ってくると、現れにくくなると感じます。

他に霊感があると称する人が、神社に手を合わせたら、龍などの眷属が出てきた……というお話もいくつか見聞きしたことがあります。
これは龍がその神社を守っているのではなく、神様が「その人の前に出る必要はない」と判断されたため、出てこなかったのです。
だから龍しか分からなかった……ということだと、実際に神様からのお話で確認しています。