人前でついグチってしまうあなたに、日記のススメ！～日記に気持ちを吐き出して、上手にストレスを発散しよう！～

2020.06.08

グチをこぼしたくなるような出来事に、誰でも毎日のように遭遇するものです。
ただ生きているだけでも、少しずつストレスは積み重なっていってしまいますね。

そのため、人に会う度にダラダラとグチや文句をこぼしたり、自分のことばかりを書いた長々としたメールを送ったりする人も、多いのではないでしょうか？
もしくは、TwitterやFacebookなどのSNSに、つい日頃の疲れや不満をぶちまけて、ストレスを発散することもあるかもしれません。

しかし、それを聞いたり読んだりしている人は、決して楽しくはないでしょう。
むしろ、気分が沈んだり、疲れたりしてしまうはずです。
あなたが発したネガティブな感情が、周りにどんどん広がっていってしまう状態であるといえるのです。

日記を書いてストレスを発散しよう

そこで、グチや不満が多い人にほどオススメなのが……「日記を書くこと」です！

既にSNSで日記を書いて公開している……という人もいるかもしれません。
しかし、ノートやパソコン・スマホのメモ機能などに、人知れずこっそりと書く日記にこそ、大きな価値があるのです。

短時間でも日記を書くことを習慣づけることで、大変多くの心理的メリットを得られるという研究結果もあるようです。
日記を書くことには、主に以下のような効果が期待できます。

●自分の中の感情を吐き出して、気持ちが軽くなる。
●行動や感情の記録を残すことで、しっかり生きていることを実感できる。
●人生の軌跡となり、日記が自分の財産になる。
●文章力や発言力が高まり、自己表現が上手くなる。

特に、「自分の中の感情を吐き出して、気持ちが軽くなる」という効果は絶大です。
それによって冷静さを取り戻し、自分の心が整理されるのです。

私自身の心境の変化について

私自身は、パソコンのメモ帳を使い、2012年から日記を書き始めました。
約8年間ほぼ毎日、細かい出来事も含めて比較的長い日記を書き続けています。
それによって、以下のようなメリットを得られたことを実感しています。

●分かってもらいたい、というような自己顕示欲的な感情がなくなった。
●SNSも含め、人にネガティブな感情を伝えたいと思わなくなった。
●不満や怒りなど重い感情を日記に書くことで、瞬時に発散できるようになった。
●自分の心の変化を追えるようになった。
●1年前の今日、3年前の今日など、過去の自分と今の自分を比べやすくなった。
●すっかり忘れていた出来事や感情を、日記を読んで思い出すことができる。

人は１人では生きられない寂しがり屋な存在ですが、日記はそんな自分をそのまま受け止めてくれる、１人の友人のような存在になっています。