「綿毛に包まれて生きていく」~Vol.2 死後の魂とのコミュニケーション

魂は永遠であり、人間としては亡くなっていても存在するのです。そして、遺族にとってはそれが一番の心の支えで、残りの人生を生き抜くには重要なものだと考えます。

魂とのコミュニケーションを求めて

亡くなった魂とのコミュニケーションは、私たちミディアム(霊媒師)でなければ出来ない事ではありません。亡くなった方との不思議な現象は多く発生しています。テレビなどでも色々エピソードが舗装されていますが、それぞれの形で皆様にも起こることです。

例えば、誰もいないのに2階から床が軋む音がするとか、ふわっと白いものが過るとか、スマートフォンがいきなり鳴ったとか、それは多種多様です。遺族に伝わりやすい形で起きますから、全く同じ現象ではありません。

私のクライアント様は全くコミュニケーションが出来ませんと仰っていました。

セッションでその方のお母様と繋がりますと、お母様はサインを送っているのに、全く分かってくれないと仰るので伝えました。人は不思議な事があっても気のせいとか、幻想や幻聴と思ってしまう傾向があります。不思議な体験は、精神の病気と言われてしまったりすることも要因かもしれません。

また、スピリチュアルな現象は映画の様に派手なものだけと思ってしまっています。

しかし、そうとは限らないのです。ふわーっと故人の香りが鼻先に来るだけであったり、お誕生日のナンバーを見かけただけで合ったりとさり気ないものも多くあります。

このクライアント様に「現実のもので自分が分かるように教えてください!」と言ってはどうかとアドバイスしました。クライアント様は、天使が白い羽をプレゼントするというスピリチュアル現象をヒントに、「お母さんはカラスが好きでしょう? カラスの羽を私に下さい。」と伝えると、カラスの羽がクライアント様の目の前にあったのです。

その地域はカラスが少ないそうで、普段カラスは見かけないという事です。この事により、お母様が傍で見守っている実感が湧き、心に暖かいものを感じて安らいだそうです。私の様なミディアムにお願いする事も良いとは思います。それは他者から言われると確信が持ちやすいという事もあるからです。自身の感じている事と合致するかの確認でもいいですし、ミディアムが伝える事で故人と一致すれば尚の事、実感が湧くらしいのです。

私は亡くなった魂とのコミュニケーションは特別な事でもオカルトでも無いと思います。魂は永遠であり、人間としては亡くなっていても存在するのです。そして、遺族にとってはそれが一番の心の支えで、残りの人生を生き抜くには重要なものだと考えます。

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恐らくすべての遺族が故人に会いたい、話したいのだと思います。確かに触れる事も体温を感じる事も、心音を聞く事も出来ないでしょう。

人はそれらが大きな癒しに繋がり、とても重要なものであることも理解しています。しかし、生きている時は違う大きな繋がりもあるのです。生きていた時に話をしても行き違いから喧嘩になったりすることも多いですよね。でも無くなるとエゴも消え、貴方の事を本当に理解し、無償の愛で見守ってくれるのです。

貴方が必要なら、どんな時もどんな場所にいても、貴方の傍に居るでしょう。確信する事は難しいと思われるかもしれません。でも、必ず貴方の傍にいます。まだ不信でしたら、先に話したクライアント様のように貴方の大切な故人に語りかけてください。

きっと何かしらのサインをいただけると思います。

 

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