日本人がまだ知らないイギリス☆スピリチュアル体験記 Vol.10〜新年に幸運を呼ぶサウンドセラピー

冬至を過ぎ、少しずつ春の気配を感じるイギリスです。

今回は、近所のコミュニティーセンターで体験したサウンドセラピーをご紹介します。

サウンドセラピー、色々な種類のものがあると思いますが私が受けたのは「Gong Bath」。

訳すとゴングのお風呂とでもなるでしょうか。
まさに様々な音の波動を体全体で浴びる体験です。

写真奥に4つ並べられている大きい楽器がゴング。

ドイツから取り寄せたというゴングのうち3種類は木星、火星、金星、それぞれの波動に合わせた音や振動を発します。
残りの一種類(写真左から二つ目)はオーケストラなどでも使われているゴングで色々な音を一つにまとめて共鳴させる力があるそうです。

このゴングやテーブル上にあるチベットのシンギングボール、ホーンなどを使って様々な音と波動が人々の心や体を癒すのだそうです。
イギリスでは東洋に神秘性を見ることが多く、このような東洋のセラピーが行われることも少なくありません。
実際このようなゴングセラピーも各地で行われています。

今回、この会を運営し演奏していたのはビアタさんジャレックさん夫妻。
二人ともヒーラーとしても活躍されています。夫のビアタさんは2008年に臨死体験をし、その時に天使と繋がるという体験をして生還されたそうです。

それ以来、クレボヤンスなど、人のオーラを見たり天使と交流したり、それまでもしていたゴングの演奏をより直感を持って演奏することができるようになったというスピリチュアリスト。
ゴングの演奏はチベットにてマスターしたのだそうです。

ゴングやシンギングボウルは楽譜があってそれに沿って演奏するものではないんだ、その時の直感で演奏する、だから奏者の直感がとても大事になるのだ、とビアタさんは教えてくれました。
まさに一期一会のセラピーです。

 

さあ、いよいよセラピーの開始です。

まず、参加者全員が円になって座りビアタさんの誘導の元、瞑想を始めます。
部屋を暗くし円の真ん中にはアメジストとキャンドルを置いてスタートしました。

子供の頃に戻り……輝く森を歩き……とビアタさんの誘導は見事でどんどん瞑想が深くなっていくのを感じます。

あっという間の40分。

その後、今回は参加者が少なく新年ということで一人一人にビアタさんがクレボヤンス能力を使って一言リーディングをしてくれました。
転職活動中の私にはそのまま「転職するでしょう、恐れず進みなさい」とそのままズバリのリーディングでした。

そして、休憩を挟んでいよいよサウンドセラピーです!

遅れてきた人も合わせて最終的には10名ほどになり皆、ヨガマットに寝転がりブランケットをかけて楽な姿勢になります。

そして始まったゴングバス、サウンドセラピー。

部屋中に音の振動が広がり、頭の上から下まで音の波動がどんどん流れていくのを感じます。

例えると、海の中に潜り大きい波のうねりの音と波動を感じているようです。

初めの10分はあれこれ考えていましたが、それもどんどん音のシャワーに押し流され、すぐ無の境地に、そして大きな音がぐわんぐわんと鳴り響く中、深く眠りに入って行ったのでした。
音とともに体に伝わる様々ないい波動は人間の体内の水60パーセントに影響するそうです。

約1時間のセラピーの後、参加者と「放心状態で言葉が出ない」「今まで知らなかった体験」「圧倒された」と感想を言い合いました 。

終わった後もしばらくは音の波動の感覚が残り、子供の頃太陽の下一日海で泳いだ後のようなだるさと爽快感を感じその夜はとても深く眠ることができました。

サウンドセラピー、音と振動が体を揺さぶり癒していく、というとても深く面白い経験でした。

ビアタさんの演奏の動画はこちら。
とてもパワフルな演奏ですが、ビアタさん曰く映像では波動の強さが全然違うそうです。

是非、生のゴングバス体験をして見てください。

https://www.youtube.com/watch?v=u5eYBdI5PKA

 

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