手だけで描く独特の技法で20年以上光を描き続けている“光の画家”、Chieさん。
Chieさんが描くアートは『ChieArt』と呼ばれており、「奇跡が起きる光の絵」とも……。
絵を見た方からは「安心して生きられるようになった」「悲しみから救われた」「気持ちが楽になった」などの評判の声が多数あり、また、医師や脳科学者などの専門家たちも絶賛しています。
また、Chieさんは“光の画家”といった一面のほか、作曲家、メッセンジャーとしての顔も持ち、著書・CDも多数発売されています。
そこで今回は、Chieさんに『ChieArt』が生まれた経緯や、活動している上での思いなどについてお話を伺いました。
赤ちゃんの頃から、「光とともにいる」感覚があったChieさん
Chieさん:
幼い頃から、光にあやしてもらっていた、光と遊んでいたというような、そんな記憶があるんですね。それは赤ちゃんの時だけではなくて思春期の中学生の頃や、それこそ大人になった今でも、“光のゆらぎ”とともにいる、という感覚があります。
中学生ぐらいになっても、木々や風から、光の存在をキャッチすることがありました。言葉のコミュニケーションではなくて、テレパシーで送ってくるような、そんな感覚がずっとあったのですよね。今でこそ、周囲の方とそういう話ができたりしますが、当時はそういう話は言いづらい雰囲気があり、誰かに言うということはありませんでした。
美大卒業後、10年ぐらい絵筆を触らない時期があった
Chieさん:
美大を卒業し、10年ぐらい絵筆を触らない時期がありました。というのも、美大に行っていたときは、スキルばかり磨くことにフォーカスしてしまっているところがあり、人から評価を受けることや、周りからすごいと言われることに自分の価値を置いてしまっていた……そこにすごく違和感を覚えたのですね。
3,4才の頃は、ペンを握ってお絵かきをして、衝動的に「ただただ好きで絵を描いていた」、そこに理由はないのですが、そこからだんだん離れて行ってしまったように思います。
「ただただ好きで夢中でやっている」という気持ちに戻りたくて、あの気持ちに戻るまでは絵筆は握らない、と決めていました。
30才をちょっと過ぎた頃に、「人生の転換期」が起きた
Chieさん:
「人生について、何をするためにここに生きているのか?」と、すごくそのことを考えて考えて、というわけではなかったのですが、でもなんとなくそういうことが気になり始めた時期でした。
大切な方が重い病気になって、生死をさまようといったことを見てきたこともあり、「魂の目的は何なのだろう」、「寿命というのがあってそれが計画とはちょっとずれてということがどうして起こるのだろう?」といったことをうすぼんやり考えるようになっていた頃です。
その頃の私は、周りから見ると順風満帆な生活を送っているように見られていた感じがあるみたいなんですね。子育ても楽しくやらせてもらっていた時期です。ですが、なんだか「自分をまだ生ききれていない」と思っている自分がいたのです。家族のフォローをしているのが、自分の役割といったような、そういう立ち位置になっていたんですね。
ある時、イヌを散歩させていて、目白通りで信号待ちをしていた時のことです。猛スピードで次々と車が走っていくんです。ボーっとそれを眺めながら、突如、明確なメッセージを受け取りました。
「今日と同じ明日がまたきて、また明日と同じ明後日がきて、それの繰り返しだったらもういいかなぁ」
そんなメッセージでした。普段、そんな風に思って生活していなかったので、ものすごくびっくりしちゃって。
その時、自分が何かすごく行動を起こしているわけではなくて、何もしていないのにそう感じている自分に対して、腹が立ってしまい、また、情けないなというようにも思いました。
そして、だけど、その声を聞いてしまった……自分自身をなんとしてでも救わないといけない、と思ったのです。
—— 後編へ続く ——
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