「タロー・デ・パリ」の特長と魅力とは? 第5回目: 深遠な世界が描かれた「タロー・デ・パリ」 数秘術では扱わない0を源にした「ゼロロジー」

タローデパリ

【タロー・デ・パリから生まれた「ゼロロジー」】

これまでお伝えしてきたように、自分の今にフォーカスして、宇宙の流れの中における自分の立ち位置を読み込み、そこから将来に向けたアクション・プランを、様々に構築できることが「タロー・デ・パリ」の大きな魅力です。

こうした「タロー・デ・パリ」を使った一連のリーディング・プロセスを、フィリップ・トーマスさんは「ゼロロジー」という名称で体系化させています。
「ゼロロジー」とはいったいどのようなものなのか、さっそくご紹介していきましょう。

フィリップ・トーマスさんは、以下のように説明しています。

ゼロロジーとは、ヌメロロジー(数秘)では扱わない0を源として生まれた、数秘を超えた0数秘です。
「タロー・デ・パリ」でには、大アルカナカードを構成する22枚がメビウスの輪のようなシンボルに整然と配置されたアルカナ・ホイール・システムがあります。
この原型から数字のマトリックスが次第に解明されてきました。
ゼロロジーはこの中心核ともなる22年周期をなぞりながら、奥深いレイヤーの中に人生の流れを浮かびあがらせていくものです。

唯一無二のシンボルとして「0」(ゼロ)が宇宙全体を表すように存在します。
通常の数秘術(ヌメロロジー)では0は使われませんが、ゼロロジーではそこに全ての基盤をおいている絶対の数字です。

その概念を表すためにゼロロジー(Zerology)という名称を付けました。
普段、左脳で使う数字とは全く違う右脳的な見方による数字のキャラクター性の発見は、ものの見方をも180度変えてしまうかもしれません。

タローデパリ

生年月日から割り出した自分の誕生数(バースイヤー)、そこから始まる人生航海図の上で毎年移り変わる周期数(トランジットイヤー)。この二つの数字の組み合わせから出発したゼロロジーのコンセプトは、現在、他の要素を意味する数字たちも加わり、より立体的な仕組みとなって私たちに深いメッセージを伝えてくれています。

 

【「ゼロロジー」を知ることでどんなメリットがあるのか?】

では、ゼロロジーを学ぶことで、どんなメリットがあるのか。フィリップ・トーマスさんはこう説明しています。

・ゼロロジーを知ることで自分の人生の流れをつかむことができ、生きやすくなる。
・自分の思考パターン(マインド)やストーリーを俯瞰してみる視点が養える。
・ゼロロジーを通して、家族や様々な人との関係性を深く洞察でき、対応の仕方に役立つ。
・次の流れに備えて今どこにフォーカスしたらいいのか、が明確になる。
・変化( Choice & Change )を楽しみ、勇気を持って前に進みやすくなる。
・人生を俯瞰して見ることで、気づきが起こりやすくなる。

つまりゼロロジーとは、「宇宙のリズムに乗って、今を生きるコツ」をわかりやすく教えてくれるもののようです。
そして、今いる場所が明確になることで、次のステップへの準備にも役立ち、心のリセット&リフォーカスの心強いアドバイザーになってくれるのです。

フィリップさんは、こんなメッセージを伝えてくださいました。
「ゼロロジーを通してみる数字の持つユニバーサルな宇宙観と妙は、人間の思考をはるかに超えたエッセンスがあります。宇宙に生きる私たちに数字が伝える叡智を生かして行くことで、より充実した魂の旅路となり得ます。これまで何千もの方々に、多くの驚きと感動をもたらせてきました。
ぜひこの航海図を手にして、生きるコツをつかんで頂きたいと思います」。

さて、12月に開催されるフィリップ・トーマスさんのワークショップ、「2020年前半の流れを読む ゼロロジー(0数秘)と22年周期システム」では、タロー・デ・パリの核となる22年周期・アルカナ・ホイールと「ゼロロジー」をもとに、参加者一人ひとりの「2020年前半の流れ」をフィリップさんが解説してくださるそうです。
ゼロロジーに興味がある方は、ぜひ、参加してみてはいかがでしょうか。

 

〈インフォメーション〉
★12月開催!
フィリップ・トーマスさんによるワークショップ&個人カウンセリング

●12月13日㈮~15日㈰開催!
「タロー・デ・パリ」と「ゼロロジー」を駆使した、フィリップ・トーマスさんによる個人カウンセリング
詳細・お申込みはこちらから
https://www.trinitynavi.com/products/detail.php?product_id=2473

●12月15日㈰開催!
ゼロロジー・ワークショップ「2020年前半の流れを読む ゼロロジー(0数秘)と22年周期システム」
詳細・お申込みはこちらから
https://www.trinitynavi.com/products/detail.php?product_id=2474

タローデパリ

 

〈プロフィール〉
「タロー・デ・パリ」創始者&アーティスト:J. フィリップ・トーマス

米国出身。11歳の時、体外離脱体験をしたのがきっかけで精神世界探求がはじまる。アートと音楽を携えて18歳から世界を旅し暮らしていく中で、各地の文化、思想、伝統工芸などと出会い独自のエッセンスを加えた物作り、アート制作や音楽活動を実践。その中でも’81年に南仏とパリで遭遇した衝撃的な体験から生まれたカードとシステムは彼の人生を未知の世界へと誘うライフワークとなった。’82年にバリ島で生涯のパートナーとなる美香と出会い、日本との縁が非常に濃くなる。

2002年に英語版Tarot de Parisが出版され、更に2008年にはナチュラル・スピリット社から日本語版も出版され、日本でのタロー・デ・パリ講座やセッションを数多くこなしてきた。数多くあるタロットカードの中でも、絵柄のデザインとシステム概念の両方を一人のクリエイターが制作したケースは稀である。創始者ではあるがそれに留まらず、カードとシステムから常に新たな発見と情報をダウンロードし、進化を遂げている。

現在27年間のマウイ生活をあとにして、妻・美香と共に2015年より拠点を京都に移し、日本からの情報発信と意識拡大に貢献できるようセミナー&コンサルテーションなど精力的に活動中。