運命の仕事の見つけ方~嫌いな仕事が消えた瞬間~

天職に呼ばれる方法は、「目の前のことに一生懸命取り組む」ことが結局は一番の近道なのです。

ある日ある人から「中村さんはいい加減に生きている」と叱られたその言葉の中に、人生のヒントが隠されていると直感的に感じたことから、運命がシフトしていきました。

嫌なことと楽しいことに同じエネルギーを注ぐことを決めたのです。

でも最初は全然うまくいきませんでした。
いままでのいい加減に生きてきたツケを払わされているように、辛いことがたくさんあり、投げ出したくなりました。
けれどもその度に「いい加減に生きていることに気がついてますか?」という言葉が思い出され、自分に起こるすべてのことに一つ一つ丁寧に対処するように意識をしました。

 

その方法が「目の前のことに一生懸命取り組む」ことだったのです。

嫌なことと楽しいことに同じエネルギーを注ぐことにしたといっても、嫌なものは嫌なのです。

なので、嫌だけどとにかく一生懸命やろうと意識して、「今、いい加減な気持ちになっていない?」と常に自分の心に問いながら、頭の中で「一生懸命にする・する・する」と唱えて物事に取り組んでいました。

楽しいことをするときも、注いでいるエネルギーを感じ、この感覚で嫌なことをやってみればいいのかも……などと思っていました。
試行錯誤を繰り返し、時には失敗もしました。

けれども、そのような取り組みを続けていくと私を助けてくれる人、尊敬できる人が現れ、仕事の環境がよくなっていきました。
もちろん、苦手な人も相変わらずいるし、辛いこともなくなったわけではありませんが、確実に運の流れが良くなっているのを感じていました。

そして不思議なことに、嫌なことに対しての気持ちにも色々な種類があることがわかってきたのです。
単に面倒くさいだけの嫌さ、こんなの私の仕事?と変なプライドがじゃまをして感じる嫌さ、そして本当に苦手で嫌なことなど。

これが分かり始めると、嫌だという気持ち自体を楽しめるようになってきました。
それは、嫌な仕事が嫌でなくなった瞬間でもありました。

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自分のことを正しく俯瞰(ふかん)できると、自己信頼が高まります。

何をしてても心が満たされる時間が多くなっていきます。

気がつくと周囲の環境は驚くほどよくなり、それに感謝を感じると、さらにたくさんの恩恵がやってくるのがわかりました。

そして一番知りたかったこと、「自分がやりたいことはなんだろう?」に対する答えもやってきたのです。ある朝目を覚ますと、「私、占星術師になるんだった」って自然に考えが浮かびました。

占星術から離れて何年も経っていたし、多くの本も処分していたため、そんなことは考えたこともなかったのに、思い出したようなこの感覚に私の顕在意識はとても驚いていたけれども、深く納得するような安心感がありました。

その後は様々なサポートがあり、占星術師としての道を歩むことになっていったのです。

次は、私が自分の道を歩く途中で知り合った方のお話しをしたいと思います。

 

一流のサラリーマンでもありビジネスマンの経験談です。

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彼は現在、20代後半の若い青年ですが、会社公認で自分のビジネスをいくつも立ち上げ、サラリーマンでありながら、時間は自由に使えるという、何とも羨ましい仕事ライフを送っています。

そんな経歴を聞くと、彼が優秀だったからじゃないかとか、自分とは違うからと思うかもしれませんが、インタビューして、天職に呼ばれた結果なのだということがはっきりとわかりました。

次回は、彼の日常を詳しくフォーカスしたいと思います。
彼の仕事の軌跡を追うことで、「目の前のことに一生懸命取り組む」ことが天職に呼ばれる一番の近道だと感じることができると思います。