天国にいる人はあなたの相談役ではない
天国にいる人はあなたのそばにずっといるわけではなく、天国で新たな生活や学びをされています。
それは転生に向けての準備と言えるでしょう。
しかしテレパシーのような感じで地上の私達とも繋がっていて、私達のことを忘れた訳ではありません。
基本的に血のつながりが濃い相手ほど、天国に行ってもあなたのことを気にかけています。
何世代も前の親類が天国からあなたに話しかけに来ることもありますが、私の経験では基本的に親、子供、次に祖父母や兄弟姉妹と、家族のような親密な間柄ほど死後も繋がりは強いままです。
しかし基本的に彼らには天国での生活がありますから、あなたを守護したり助けたりする役目を持っていません。
それは後でご説明する天使や指導霊の仕事になります。
さらに天国に行っても性格は生前そのままの部分も多いので、生前の性格や人生経験に基づいたアドバイスをされることが多いです。
生前きつい性格だった人は、言葉に辛らつさが残っているなど、とても人間的です。
天国にいる人にアドバイスを求める時は、あくまで人間からアドバイスを聞くような気持ちでいることが大切です。
天国にいる人はあなたの未来や運命を知っているわけではない
時に天国にいる人が未来や重要なメッセージを伝えるためにあなたに会いに来ることがあります。
しかしこうしたこと全てを彼らは知っている訳ではなく、伝えることを天から許可されている訳でもないようです。
限られた重要なことだけを、必要なタイミングで伝えられます。
天国にいる人とは地上の人間と同じように付き合うこと
天国にいる人がどうしてもあなたと会話したいと思っていることがあります。
そういう時はあなたに繰り返し胸騒ぎを起こさせたり、印象的な夢を何度も見せたり、いてもたってもいられない気持ちにさせてミディアムのもとに行かせたり、逆に全く予期せぬ形や導かれる形であなたをミディアムに会わせることがあります。
しかし、特に用事がない時は呼んでもお見えにならないこともあります。
それはあなたのことを嫌っているのではなく、単なるタイミングだったりします。
霊としてコミュニケーションをとることがうまい人もそうでない人もいます。
肉体という物理的制限はないのですが、大した用もないのに呼ばれることは、久しぶりなら嬉しいかも知れませんが、しょっちゅうになると困ってしまうのは、天国にいる人も同じなのです。
呼ばれて何ごとかと天国からやってきたら、聞かれることは生前のその人とのことではなく、あなたの個人的な将来や心配事や運命のことばかりだったら、どんな気持ちになるでしょうか!?
だから、真剣で誠実な気持ちで向き合わなくてはいけません。
興味本位ではなく「あなたにお会いしたい」という気持ちで、天国の人とは地上にいる人間と同じ気持ちで接することです。
天使、指導霊は相談役・サポートをするのが仕事
天国にいる人達と違い、天使や指導霊と呼ばれる存在は守護やアドバイスの専門家として存在しています。
特に守護天使や守護霊と呼ばれる存在は、あなた専属のスピリットガイド達です。
それ以外にも多くの天使や指導霊がいて、時には長期にわたってあなたの人生に関わり魂の成長を助けます。
天使と指導霊は同じと考えられることもあるようですが、私は両者には明らかな違いがあると感じています。
しかしどちらの存在も慈愛に満ち、賢く、私達一人一人の人生の聖なる計画を理解しています。
だからこそ用心深く、「全て」をあなたに語ることはないかも知れませんが、私達人間を誠実にサポートしています。
人生上のアドバイスを求めたければ天使や指導霊に導きを求めること
天使や指導霊にも個性はありますが、伝えてくるメッセージの質に大きな違いはありません。
天国にいる人達は、地上にいる私達より精神的に成長している事が多いですが、まだ人間らしさもエゴもあります。
しかし天使や指導霊のような高次スピリットのメッセージは普遍的かつブレのないものになります。
私達を依存させることなく、自分で考えさせ、行動するように促します。
時に私達は間違ったり、袋小路にはまったりこともあります。
そうした危機的状況を彼らは時に驚異的なシンクロ現象や不思議な出来事を起こして救ったりすることがあります。
「自分自身のことについて訊きたい」時は、天使や指導霊に導きを求めることです。
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