アーテイストがシェアーできることVol.2―奇跡!? 100歳のダンサー・振付師から学ぶクリエイティブとは?

99歳で引っ越し。100歳でダンスの資金集め。「クリエイティブな事をしてみなさい。クリエイティブなことにかかわっていたら、貴方はいつもなにか新しいことをしていることになるのだから」

こんにちは。ダンスアーティスト、ナティヤサイズインストラクターの宮本です。先日、オーストラリアのABCニュースのウェブサイトに掲げられている、素敵なニュースを見ました。http://www.abc.net.au/news/2015-02-25/100yo-dancer-eileen-kramer-stars-in-new-sydney-production/6262306

振付師・ダンサーのEileen Kramer(アイリーン・クレイマー)さんが、100才にして、次のダンス公演の準備をしていると!

100歳ですよ。そのバイタリティに、感銘を受けました。

 
彼女がダンスを始めたのは、結構遅めの24歳。この年齢から始めたからこそ、ダンスに対するコミットは、半端ないものだったのでしょう。
その後、the Bodenweiser Dance Companyというオーストラリアで最初にできたモダンダンスカンパニーに所属し、世界ツアーにもでたほどのダンサー。

99歳にして、40年ほど住んでいたアメリカを去り、故郷のオーストラリアが恋しくなりもどり、
そして、今現在、100歳にして3月13日と14日の公演の準備中で、資金集めもしていました。
(募金のほうは下記のリンクからできますが、目標額を達成したようです。おめでとうございます。このリンクからは、リハーサル中の模様のビデオを何個か見ることができます。)http://www.pozible.com/project/190787

 

彼女曰く、長生きの秘訣は、クリエイティブなことをすること!
 
「クリエイティブな事をしてみなさい。クリエイティブなことにかかわっていたら、貴方はいつもなにか新しいことをしていることになるのだから。」
きっとその創造性が、人生のバイタリティを生むことになるんですね。

クリエイティブなエナジーは、チャクラで言うと、下から第2番目のエナジーセンター。
肉体的には生殖にかかわるところ、色的にはオレンジです。

このオレンジ色のチャクラは、アート的な作品を創ることだけに使われているわけではなく、私たちの この現実や人間関係を作っているのも、ここのチャクラがかかわっていると言われています。
脱ぎ捨てたい古いパターンを新しい何かに変えりするのも、
ここのエナジーセンターにアクセスしていることになります。
「何かクリエイティブな事をする」というのは、日常の直面している現実を変えたい時も(または維持したいときも)、意外な発想をくれたり、サポートをくれたり、喜びや楽しさにつながっていく、大切なあり方なのだと私は感じます。

 
彼女のダンサーのうちの一人がこう言っていました。
「30代(40代に)なったら踊るのをやめる必要があるだろうから、その前に、しなきゃならないことをやっておかなくては・・・・、という考えはもうなくなった」と。100歳の振付師から、一緒に働いていて魅せられ、得られることは大きいのでしょう。

 
私も、長く住んでいたところを離れ、故郷に帰り、(故郷とはいえ)
一から何かを起こすことがどれだけ大変かを知っているつもりでしたが……

でもこのニュースを見たときに、「私もまだまだ」なんて思いました。何かというと、
年齢やら色々な言い訳に使いたくなる自分のマインドを見送り、
これからもできることはやり続けていきたいと思います。

 
アイリーンさんは、今度の公演のための資金集めを、Arts Health Institute(アート ヘルス インスティテュート)というNPOの団体のバックアップがあり行っています。http://www.artshealthinstitute.org.au/

この団体は、アーティストとヘルスケアのプロがタッグを組んで働き、
より健康に、より幸せに生活ができることを提供しています。

アートのその効果がヘルスケアのあらゆる方面に改善・改良を及ぼすことを目指している団体です。

クリエイティブなエナジーで、ヘルシーなナイフスタイルを!と考えている方、
日本にも、アートと健康を支援したNPOの団体、結構あります。調べてみてください。

 
アイリーンさんの公演、是非見てみたいのですが、
オーストラリアまで飛ぶわけにはいかないので、ここから成功をお祈りしたいと思います。

宮本博 http://danceinandout.com/